50代主婦、2人の娘がいて、一人は一浪しているので計3回の大学受験を親として経験しました。
受験生の親ってストレスもあるし悩みも多いですよね?
- とても合格しそうにないレベルの高い志望校を子供が選んだら?
- 言ってはいけないと分かっているけど、小言を言ってしまう
- 何かしたいけど、何をすればいい?
- とにかく子供が合格するか不安で仕方がない
「勉強しろ」って言っちゃいけないけど、言いたくなるのは、やっぱり心配だから…
でも、親以上に子供はもっと不安で心配なはず
優しい子なら、親にはそんな姿を見せないようにしてるから、親は自分ばっかりが焦った気持ちになってしまうかも…
うちは長女が藝大、次女は東大という難関大学志望でした。
子供を信じたい気持ちと、そんなすごいとこ受かるの?って半信半疑な気持ちで不安だらけでした。
記事を読むと分かること
- どんなに不安でも受験生の親がやってはいけない事7つ
- 親ができる事3つ
- 受験当日気をつける事
受験の結果は
長女は藝大を落ちて浪人せずに、私立の音大へ進学(私大卒業後ドイツの公立音大に合格し2023年現在大学院生)
次女は1浪して翌年東大に合格
私が、子供達の受験の間にとにかく気を付けていたことを紹介します。
受験でストレスを抱えたお母さんの少しでも参考になればと思います。
受験生の親がしてはいけない事7つ
ついつい言ってしまう小言、良かれと思う自分の価値観を押し付けてしまったり…
子供を思うあまりやってしまいがちなNGなことをお伝えします。
考え方を変えたら避けて通れることなので、参考にしてみてください!
過干渉(余計な口出し)
進路について、塾について、勉強法について…
子供はちゃんと自分自身で考えています。
ですが、自分の方が長く生きていて、経験値は子供より上!なんて思ってついつい口出ししたくなりますよね。
大丈夫です!子供はそんなにバカじゃありません、先生や友達に相談して考えています。
昔と違って、親と仲の良い子供は増えていると思いますが、進路に関しては相談しずらい場合もあるかと思います。
子供が何を考えているか分からない?と不安になるかと思いますが、子供から相談してくるまでは、余計な一言は言わないように気を付けましょう!
子供の意思を否定
諸悪の根源は親
娘の高校の親向けの進路ガイダンスで聴いた言葉です。
子供の進路を邪魔しているのは親と言う事です。
子供が予想以上に高い志望校を目指していたら、どうしますか?
「素晴らしい、頑張って」と素直に言えますか?不安の方が先に立って「そんなの無理でしょ」って言ってしまいそう。
うちもね、そんなとこ受かるの?って内心心配で心配で
でも、チャレンジさせない権利は親にはないと思います。
ただ、結果は誰にも分からないので、ダメだった時にはどうするのかは話し合っておく必要があります。
うちの場合は、現役受験で落ちた場合は浪人➡次の年は落ちた場合も考えて私立を受験しました(2浪は選択肢になかったので)
比較
兄弟同士を比べる、よその子と比べる、ついついやってしまいそうですね(^-^;
これって、子供が一番テンション下がること!
まぁ、親も一緒、子供がよその家の親と自分とを比べて、自分がけなされたら悲しいですよね。
子供はみんな一人ひとり出来る事、得意な事、やりたい事が違うのだから、比べることになんの意味もないです!
無関心
過干渉の親がいれば、無関心の親もいます。
見守ることと、無関心はまったく違います。
余計なことは言わないけど、何か感じた時はそっとサポートしてあげられるといいですね♪
プレッシャーをかける
お金の事、心配ですよね?
子供の進路によっては、かかる費用はかなり違ってきます。
「絶対受かって貰わなければ困る」みたいな事言ってしまいそうですが、子供って家のお金事情についてもかなり把握しています。
受験そのものがかなりのプレッシャー、リラクックスできるはずの家でさらにプレッシャーをかけるような会話は控えたいです。
親の価値観を押し付ける
長女の夢はプロの音楽家(オーケストラで演奏)で、中学生くらいからそう言っていたので、周りの同級生から否定されてきました。
プロの演奏家になれる人なんてほんの一部。
実際そうかも知れませんが、それはやってみないと分からないし、子供が本気なら親は応援してあげたい!
ですが、全く分からない未来に否定的な考えもあると思います。
なんの根拠もない価値観や考え方の違いを子供に押し付けるのはどうでしょうか?
そもそも子供と親は別の人格、子供は親のお供ではないので、子供の考え方をまずは聞いてあげましょう♪
ネガティブな事を言う
模試の点数が下がったら、そりゃもう親としては不安でたまりませんが、それは親だけじゃありません。
やっぱりネガティブワードは不安な時に出てくるので、その不安な気持ちをグッと抑えて、明るく接してあげられるくらいの余裕のある親になれると良いですね!
実際は余裕が無くても、余裕のあるフリをしてあげればいいかと思います(*^^*)
受験生の親にできる事3つ
受験の時は子はプレッシャーや不安でいっぱい。
そんな時に親がしてあげられることは、余計な口出しや、子供の進路を決める事ではありません。
では、私が実際やっていた「親ができる事」を紹介します。
お腹を満たしてあげる
勉強のアドバイスはしてあげられない母ですが、子供達は私が作る夕飯を楽しみにしていてくれました。
私が娘たちの受験で応援してあげられることはお腹を満たしてあげること。
料理が得意なわけではないですが、子供たちは喜んで食べてくれました。
受験生と言うと夜食のイメージが強かったのですが、夜食は1度も作った事がないです。
女子は受験時でも体重を気にするので!
体調管理
美味しいご飯を作ってあげる事も体調管理のひとつです。
受験勉強を頑張って、いざ本番に体調を崩してしまったら、こんなに悔しいことはないと思います。
子供の体調もそうですが、受験が近くなったら、親自身も人混みに行かないなどの注意が必要。
とことん相談にのる
受験ってどうなるかは分かりません。
なので、万が一の時のことを、話し合っておくことはとっても大切。
志望校に落ちてしまったら、浪人するにも私立に行くにもお金が関係してきます。
どこまでサポートできるか話し合って、子供の不安を解消してあげるのは大事です。
そして、奨学金などについて調べておくのも良いです。
うちも学生支援機構にはお世話になり、すごく助かりました!
受験当日に気を付けること
受験で気をつけることは、忘れもの、遅刻をしない、前日に会場の下見をしておく。
それ以外には、親が付き添うかどうかと宿泊施設に関しての体験です。
親は付き添う、付き添わない?
長女の時は付き添わなかった、次女の時は付き添った
次女の場合
- 本人が付き添って欲しいと言ったから
- 2泊3日なので日程的に十分付き添い可能だった
私はこの時仕事をしてましたが休みは取れるし、何より本人の希望もあったので一緒に東京まで行きました。
長女の場合
- 本人が一人で大丈夫と言ったので一人で行かせた(付いていけば良かったと後悔)
- 藝大の試験は3次試験まであり2週間弱宿泊が必要なため金銭的に無理だった
遠方の大学受験は、子供が望むなら付き添ったほうが良いです!私の経験上、記事はこちら⇩
宿泊施設選び
とにかく空いているホテルを探すのに苦労して、選ぶことは出来ませんでした。
受験会場から近くに予約が取れればそれに越したことは無いです。
ホテル、朝食・昼食についてはこちらの記事にまとめました⇩
受験生の親がしてはいけない事7つまとめ
- あまり口を出さない
- 子供の意思を否定しない
- 友達や兄弟と比較しない
- 無関心すぎはダメ
- プレッシャーをかけない
- 親の価値観を押し付けない
- ネガティブな事を言わない
2人の不合格を経験して、シンドい思いをしましたが、特に長女の時は悩みましたが今となっては何事も無かったように笑って過ごしています。
受験生の親のプレッシャーと疲れは経験しないと分からないと思います。
ですが、しんどいのは今だけ!
もうすぐラクになりますし、どんな結果であろうとも意思がしっかりとしていれば次へ続いていきます!
子供と過ごせるのはあともう少しの時間かも…
時間が許す限りサポートできるといいですね♪