受験が終わったらまずは新居の物件探しですが、不動産屋へ直接行けばいいか?それともネットで探せばいいの?身近に教えてくれる人がいない…
そんな方も多いと思います。私は宅地建物取引士の資格を持っていて自分で大家もやっています。関東での物件探しは初めてでしたがスムーズに良いところを探すことが出来ました。
- 物件探しで譲れないものは何か?
- 物件探しの順番
- 契約までの流れ
- 不動産屋を通さない大家さんから直接借りたときの費用
娘2人が関東でそれぞれ1人暮らしをしています。その経験も交えて記事にしましたので参考になるかと思います。
まずはネットでどんな物件があるのか、賃料、間取り、学校までの距離など調べて資料請求をしてから不動産屋へいくのがお勧めです!
Contents
学生向けの物件を探す方法は3つ

- 自分で探す
- 学校の斡旋、大学生協を使って探す
- 学校の寮に入る
学生マンションと学校の寮ではそれぞれメリット、デメリットがあると思います。子供にとっては寮よりも民間の賃貸住宅が自由で住みやすそうですが、親にとってはなんとなく寮の方が安心という思いがあると思います。
実際長女の時にまず調べたのは大学の寮でした。が、家賃がとても高かったんです(^^;
なので民間のアパートを探す事にしました。
学生向けの物件を決めるときに重視したいポイント

- 学校までの距離
- 最寄り駅までの距離
- 住居近辺の治安はどうか?
- アパート、マンションのセキュリティ
- 家賃
- 自炊するか、食事付の物件にするか
- 近くにコンビニ、スーパーがあるか
- 間取り、広さ
自分ならどれを重視しますか?
すべてそろってる物件はなかなか見つからないと思います。どれか妥協しなければいけないかもしれませんが、あらかじめ物件選びに大事なことは知っているのと知らないのでは違います。
うちはどちらも女子と言うことで、学校までの距離よりも駅から物件までの距離、マンションのセキュリティ、あとは家賃これらが決めてになりました!
なので、長女も次女も学校までは電車と徒歩を入れて30分通学にかかります。ただ田舎と違って定期代はそれほど高くはないし、家賃を安く抑えるには仕方がありませんでした。
長女の住む部屋は学生と社会人どちらも住んでいますが、女子限定物件
次女の住む部屋は男女どちらも住んでいますが学生マンションで安否確認システム付です。
自分で探す物件探しの順番
ネットのおすすめサイト
長女は色々あって突然入学が決まりました。入学式の5日前にです(;'∀')
私はがくるーむと言う学生賃貸専門のサイトを利用しました。
女子専用、食事付など物件の種類や大学名を入れて検索出来るので土地勘の無い私でも探しやすかったです。
とにかく時間が無かったので、ここだ!と言う物件一つと、そこがダメだった場合のための保険に違う物件、計2つの物件の資料請求をしました。
物件のページから資料請求のボタンをポチっと押して自分の住所や名前を入力するだけで簡単です。
たしか翌日すぐに届いたと思います。請求した2件の物件詳細と地域ごとに物件がたくさん掲載されている雑誌も一緒に入っていました。
SUUMOの学生版も大学別に検索出来て使いやすそうです。ご参考までに
気になる物件を見つけたら内見予約
届いた資料をチェックして、やはり良さそうだったのですぐに記載の電話にかけてみました。
上京する日時に合わせて2件の物件の予約を入れました
長女と2人で2件の内見を済ませ、【やはり本命の物件が1番良いね】となりました。
古くて、狭いを我慢すれば駅から近くて、スーパー、飲食店、病院、近くに何でもある便利そうな場所。
時間がとにかく無かったので内見予約を取るときに【当日に内見した後すぐに契約して鍵ももらえますか?】と確認したら快くOKでした(*'▽')
大手の不動産屋ではそんな融通の利くことはしてくれないと思うのでほんとにラッキーでした。
内見の日は3/29。もうひとつの物件はどうしても4/1じゃないと入居は無理だと言われました。
うちのようにここまでギリギリで決める方はいないかな?と思いますが、もし同じような状況の方がいらっしゃったらあらかじめ電話で出来るだけの事を確認しておくのがお勧めです。
内見のポイント
- メジャー携行必須
- 物件入口のポストをチェック
- 洗濯機の置き場所チェック
ほんとに狭い物件もあるのでベッドなど入るかどうか要チェックです。長女の部屋はベッドが入らないのでマットだけ置きました。
集合ポストを見ると入居してる方がどれくらいいるか分かります。住んでいないところはチラシが入らないようにテープが張ってあったりします。空室が多い物件は何か理由があるのかも?
大きな道路の通り沿いは車の騒音も激しいです、気になる方は要チェック
長女はたまたま共同で使える洗濯機付の物件でした。洗濯機は重たいし、大学を卒業した後はどうなるか分から無いので、洗濯機付の物件はおすすめです!
賃貸物件契約の流れ

長女の時はちょっと例外的で内見から鍵の引き渡しまで1日で終了でした。
でも、ちゃんと重要事項説明も受けました(^^;
なので契約までの流れは次女の時の話をします。
次女の場合は学校が指定しているマンションがあったのですが、そちらから希望の物件を決めて合格発表前までに申し込むというやり方を選びました。なぜかと言うと、次女の大学は地方女子に家賃補助が出るからです。家賃補助を貰うためには決められた物件から選ぶ必要があります。
合格発表後にすぐに抽選があって当選すると本人に電話がかかって来ます。無事当選しましたが、ダメならまた自分で物件探しをしなければいけないところでした。
ライバルが多い物件ではダメかもしれない!って事でキャンパスから離れた物件にしたのが良かったかもしれません。
長女の時と違って大手の不動産屋がとりまとめをしています。なので凄い書類の量でした(^^;
- ①申込書、住民票、身分証明書、収入証明など必要書類提出
- ②賃貸保証の審査
- ③仲介手数料、敷金、礼金、1ヶ月分家賃など初期費用を振り込み
- ④重要事項説明を受ける
- ⑤契約完了
- ⑥入居日に鍵の引き渡し
どこの不動産業者でもだいたいこんな流れだと思います。
書類のやり取りは郵送、お金は銀行振込、重要事項説明はリモートだったのでパソコンで自宅で受けられました。
なので引っ越し当日に初めて不動産屋に行って鍵を貰い、初めてマンションの中に入りました(*'▽')
何度も東京まで行き来せずにすんで楽でしたが。
賃貸物件契約時の初期費用
長女の場合
- 敷金
- 1ヶ月分の前払い家賃
- 日割りの家賃
合計82000円
次女の場合
- 敷金
- 1ヵ月分前払い家賃
- 入館料
- セキュリティー料金?
- 鍵交換費用
- 町内会費
- 仲介手数料
- 賃貸保証料
合計322495円
家賃はそこまで変わりません、なのにこの差って(^^;
大きいのは仲介手数料と賃貸保証料
なぜ長女の場合には取られてないかと言うと、不動産屋を仲介せずに直接大家さんと契約しているからです。家賃や敷金は大家さんに仲介手数料が不動産屋の収入になります。
大家さんと直接契約すれば仲介手数料は発生しないわけです。
が、長女の場合はたまたまだったのです。内見するまでは大家さんだと知らずに不動産屋さんだと思ってやりとりしてました(^^;
狙って契約したわけではありませんが、ラッキーでした!昔からの大家さんって感じで賃貸保証も使ってないので助かります。
まとめ

大学で良い物件があれば1番安心だと思いますが、それがダメならネットを使って色々調べてみてください。大学生協にも一人暮らしのガイドなどの冊子もあると思います。
引越しはお金も体力も時間もかかります。1度引越ししたら何度もやりたく無いですよね(^^;
時間があればお子さんとよく相談して決めて下さい(*^_^*)
⇩こちらに引越し費用をまためてありますのでこちらも参考にしてみてください。
誰かの役に立てたら嬉しいです(#^^#)
