築40年以上の空き家になった義実家を自分でリフォームしました。
DIYした内容
- 溝のある目透かし天井をペンキで塗装
- 緑色の砂壁を白の珪藻土で塗装
- 障子戸にポリカーボネートを貼って窓風に仕上げた
- 押入れの襖を取っ払い見せるクローゼットにした
- 畳の上からフロアタイルを貼りフローリングにした
- 古い照明からおしゃれな照明へ付け替えた
天井、壁、床、襖、障子、昭和の名残りが残る部分はすべてDIYでやっつけました!
最後に天井照明をおしゃれなライトに換えたら「何ということでしょう!」自分でも驚くくらい、可愛くておしゃれな部屋になりました!
自分でリフォームして良かったことは、「業者にお願いするよりもかなり安くリフォームができること」と「自分の理想の部屋にできる」この2つ
週に4~5日くらいの作業で約1か月かかりました。
旦那もたまに手伝ってはくれましたが、ほぼ一人での作業で大変なこともありましたが、仕上がりを見て疲れも吹き飛びました!
この記事の内容
- 築40年以上の古い和室をDIYしたBefore・After
- 天井・壁・床・押入れ・障子戸のリフォーム内容とやり方
- リフォームにかかった費用の総額
DIYをして失敗した事、大変だった事も詳しく紹介します。
古い和室を自分で洋室にリフォームしたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください!
使った材料も紹介します♪
和室を洋室に自分でリフォームしたBefore・After
目透かし天井、砂壁、ボロボロの畳、障子戸にふすま、和室の要素がオンパレード!
DIYでもここまで変われます!
天井と壁はペンキ塗り、床はシール付きのタイルを畳の上から貼っただけ
押入れは襖と中棚を外してペンキを塗った後に、ハンガーパイプの取り付け
素人がDIYでもできる、なるべく簡単な方法を調べてからやりました。
途中で挫折したら嫌なので
と言っても、DIYをひとりで黙々とするのは大変でしたが、やり遂げた時の達成感はハンパなかったです( *´艸`)
和室を洋室化したDIYの内容
では、天井、壁、床、押入れ、障子戸、照明、部分ごとにDIYの内容を詳しく紹介します!
洋室化と言っても、柱や壁は和風の良さを残しつつ変えていきました。
無理に洋室に近づけようとすると作業が増えて大変だし、なるべく簡単な方法で!と言うのが基本にあったので。
なので仕上がりは、和と洋が入り混じった感じで、古い洋館のようなイメージ
かかった費用、使った材料など参考にしてしみてくださいね(*^^*)
和室を洋室にDIY「天井塗装」
黒いシミがアチコチにあって汚い天井
古い和室によくある、溝のある天井
壁紙を貼るには、まずこの溝を埋めてからでないと貼れないらしい…
できるだけ簡単な方法は、やっぱりペンキで塗装!
シーラー(下塗り剤)を塗って乾いたら好きな色のペンキを塗る。
特に難しい技術は要らないのでDIY初心者でもおすすめな方法です。
使った下地とペンキはこちら
色は「グレージュ」
かかった費用はシーラーとペンキ2缶で約11000円
和室の天井にペイントする手順と注意点はこちら⇩の記事で詳しく紹介しています。
和室の天井をDIY簡単な方法は?ペンキなら初心者でも綺麗な仕上がり
和室を洋室にDIY「壁と柱の塗装」
面積が広い壁って重要!
古い和室は大体この砂壁で、なぜか色は緑が多い(^-^;
この壁が明るくなるだけで、部屋の雰囲気も変わります!
そして、和室の壁で忘れてはならない、柱
壁を塗るなら、まとめて柱も塗ってしまった方がより洋室に近づきます。
私は色だけでなく古い家の臭いも気になったので、消臭効果がある珪藻土を選びました。
(トイレは和室とは比べ物にならないくらい嫌な臭いが沁みついていて、消臭スプレーを毎日振りかけたり、消臭剤を置いてもまったく効果がなかったんですが、余った珪藻土を塗ったらその臭いが消えました!やっぱり臭いは壁に沁みついているんですね。そして珪藻土の効果は凄いと実感
珪藻土はコテではなく、ローラーで塗れるタイプにしたので、左官の難しい技術も要らなくて簡単でした♪
天井と柱の色を同じにしたので、いくつもペンキを買わずに済んだし
なにより一体感が出て、スッキリした印象になりました!
下地材は天井と同じ「カチオンシーラー」を2度塗りしてから、ローラーで塗れるこちらのかんたんあんしん珪藻土の「ホワイト」を塗ったのですがアクに悩まされました。本当は専用の「アクドメール」を下地に使えば良かったのかもしれないです。セットで売っているこちらが安心かも⇩
下地材を塗ったにも関わらず、アクが浮いてきて、せっかくの白が黄ばんでしまい、アクが出なくなるまで何度も上塗りをしたので、通常よりも珪藻土を1.5倍近く使ってしまいました(^-^;
なので、費用は通常よりちょっと高めの約24000円(下地材と珪藻土10㎏×2缶)
砂壁をDIYする時の注意点などはこちらの記事に書いてあります⇩
【砂壁リフォームDIY】珪藻土をローラーで塗ったら簡単だった!
和室を洋室にDIY「障子戸をガラス窓風にリメイク」
普通の障子紙を貼った障子戸
和風の感じを残したかったらこのままでもいいのですが、洋室にしたい場合にはこのままではサマにならない(^-^;
で、障子戸を洋風にするためにやった事
- 障子戸の枠をペイント
- 障子紙をポリカーボネートに変更
やったことはコレだけですが、一気に雰囲気が変わります!
柱と同じ色のペンキを塗ったので一体感が出ました。
白の縦ラインが入ったポリカを使ったので、光は入りますが、透けて見えないので目隠し効果もあります。
日が差すとキラキラと本当に綺麗です!
ポリカは硬くてカッターで切るのが結構大変でしたが、その分丈夫なので障子紙のように張り替える手間がなくなった~バンザーイ♪
かかった費用はポリカ4枚と両面テープで約18000円弱
ポリカを使った障子戸リメイクの詳しい記事はこちら⇩
障子にポリカーボネートを貼る!簡単リメイクなのに断熱とオシャレ効果抜群
和室を洋室にDIY「押入れをクローゼット化」
左から床の間、押入れと天袋、襖のドアと手ごわいのが3つも並んでいます。
この最強の3つをDIYすると⇩
- 床の間➡壁に珪藻土を塗り、床に白のクッションフロア貼り、床柱に木目柄のリメイクシートは貼った
- 押入れ➡襖を取っ払い、床はタイルを貼り、壁は天井と同じ色で塗装、ハンガーパイプを取り付け
- 天袋➡襖紙を剥がし、天井と同じ色で塗装、ポリカーボネートを貼る
- 襖のドア➡取っ手を外し、余ったクッションフロアをボンドで貼り付け珪藻土を塗って壁にしてからミラーを取り付け
押入れの中段を外す作業が大変でした。
棚を支える枠木に太い釘が打ちつけられていて、中々抜けなくて…
比較的新しい家なら、釘ではなくビスが使ってある可能性があるのでもっと楽だったかも(^-^;
それ以外は難しい作業はなく女性でも簡単
押入れに付いていた襖はリメイクではなく、取っ払ってオープンにしたので費用もかからないし簡単!
押入れの隣の襖の姿をしたドアは、ドアの機能をなくし壁にしてしまいました。
和室の隣が洋室なのですが、ドアが近いところに2つあったんです。
ちなみに、右側のリビングドアはペンキを塗ってリメイク(壁も白く塗装済み)しました!
2つも要らないので、和室のドアの取っ手を取り外して壁にしました。
襖戸には茶色のリメイクシートが貼られていたので試しに剥がしてみると、古い紙が出現。
このままじゃ壁っぽくならないので、余っていたクッションフロアを木工用ボンドと両面テープで貼り付けてから、壁と同じ珪藻土を塗ってミラーを貼り付けました。
押入れの襖だけでなく、洋室と和室を仕切っていた襖も取り外し、2間続きの部屋にしました。
和室と洋室を仕切る襖はリメイクしようと思ったのですが、外してみるとスッキリして不便も感じないのでそのままに
かかった費用は、押入れの内装で約6000円、ハンガーパイプ一式約5400円、フックや鏡など約6000円、合計約17400円
押入れリフォームの詳しいやり方はこちら⇩の記事で
押入れリフォーム自分でDIY!見せる収納でおしゃれクローゼットに大変身
和室を洋室にDIY「畳をフローリングに」
縁の無いおしゃれな畳もありますが、この家のは昭和の畳、しかも擦り切れていてそのままでは使えない状態。
築40年以上なのでこの先どうなるか分からないし「費用はあまりかけたくない」「面倒な方法も嫌」ってことで一番簡単な「畳の上からフロアタイルを貼る」方法を選びました。
畳の上に防虫シートを敷くことでダニ対策になります。
防虫シートの上からフロアタイルを貼れば、畳に直接貼り付けてないので解体も簡単
フロアタイルは頑丈で、家具を置いても跡がつかないのがいいです。
ツルツルしているので、靴下を履いて歩くと滑るので、そこは注意が必要(^-^;
あと、冬はやっぱり冷たくて寒いので暖かいスリッパは必須
使用したこちらのフロアタイル。シールが付いているので、ボンドや両面テープを使わないので簡単でした⇩でも決めてとなったのは、他のフロアタイルに比べてコスパがかなり良かった♪
フロアタイル貼りの詳しい様子はこちらの記事で⇩
DIYで畳の上にフローリングを貼ってみた!デメリットとカビ対策の紹介
かかった費用:防虫防カビシート 3180円、フロアタイル 17300円 合計20480円
和室を洋室にDIY「照明の取り換え」
昭和を感じる、ひもで引っ張るタイプのこの照明
照明を変えずしてリフォームは成り立たないと思うほど圧倒的存在感!
可愛くて可愛くてすっごく気に入っています!
花が咲いたような形に一目ぼれ
電気を付けた状態はもちろん、消した状態でもインテリアとして素敵な見た目
リモコンが付いていて、白やオレンジに色が切り替えができ、明るさも調節できる優れもの
びっくりするほど軽くて、女性でも取り付けが簡単でした!
うちは6畳の広さに取り付けて、かなり明るいです。
かかった費用はシーリングライト約1万円
和室を洋室に自分でリフォーム:まとめ
かかった費用
- 天井 約11000円
- 壁 約24000円
- 障子戸 約18000円
- 押入れ 約17000円
- 畳 約20000円
- 照明 約10000円
- 合計 約10万
和室を洋室に自分でリフォームした材料費は約10万でした!
業者さんにお願いしてリフォームする場合に10万でできる事と言えば、「壁に珪藻土を塗って貰う」もしくは「畳を新しくする」この辺だと思います。
DIYなら(仕上がりは別として(^-^;)同じ金額で和室がまるっと綺麗にできます。
もちろん、大変ですが(^-^;
私がやったリフォームは色を変えたり、シールで貼ったりと単純な作業で、大工さんがするような作業はあまりでてきません。自分がそういうの苦手なので
凄い工具も持っていないし
それでも、ポイントを押さえてリフォームしたら満足のいく仕上がりになりました。
お金をかけたくない、理想の部屋にしたい、そんな方は参考にしてみてください♪