築40年以上の空き家になった夫の実家をセルフでリフォームしています。
今回は【古いキッチンを自分でリフォームNO.4】吊戸棚をリメイクしていきます。
シンク下の収納扉はリメイクシートで新品のように変身しました。詳しい記事はこちら⇩
古いキッチンの扉がリメイクシートで新品みたいに!貼りやすいおすすめを紹介
吊戸棚は別の方法でリメイクします!
吊戸棚をリフォームするのに悩んだこと
- 吊戸棚ってそもそもいる?いらなくない?
- どんなリメイク方法がある?
吊り戸棚を撤去したらスッキリするな~と思ったのですが、撤去せずにリメイクを選んだのには2つ理由があります。
1.取り外すのはかなり大変な作業
2.あったらあったで使える
簡単に言えば、取り外しが難しくてできないと直感で分かったからです~(^-^;
ボロや一軒を丸ごとリフォームするので、キッチンだけに時間はかけてられません!
なるべく簡単でラクな方法を選んでDIYをしています。
ですが、簡単でもオシャレな見た目は譲れません♪
ってことで、今回のリフォームの内容は【吊戸棚の扉だけ撤去しニュアンスカラーでペイント、中棚をリメイクシート】で変身させていきます!
では、詳しく紹介していきますので、参考にしていただけたら嬉しいです(^^♪
今回使ったペンキは【ローズガーデンカラーズ】のサーブルという色。ミルクティベージュのような優しい色合いです!
吊戸棚の扉を外してオープン収納にした理由
シンク下のキッチン扉はリメイクシートを貼りました。
なので、同じリメイクシートで同じように扉をリメイクするのもアリだったのですが
なぜそれをやらなかったかと言うと、しつこ過ぎるから!
上も下も扉がたくさん(^-^;
全部同じ柄にしたら単調だし、くど過ぎるなと感じました。
脚立に上らないと届かないので、リメイクする際に扉を外したり、付けたりも大変そうだし
いっそ扉をなくして、オープン収納にした方がスッキリになるんじゃない?と思ったのがキッカケ
リメイクシートではなくペンキを選んだのは、使ってみたい色があったのと、高いところにある戸棚にリメイクシートを綺麗に貼るなんてこと私には無理だと分かっていたから!
自分にできる事とできない事を知っておくのは大事(^-^;
吊戸棚をリメイクしたBefore・After
吊り戸棚だけでなく、天井、照明、窓枠まで変わってしまったので、雰囲気も随分と違って見えます!
手元灯を外したのですが、完全に撤去するには業者さんに依頼するしかないので、配線が見えていてカッコ悪いです(^-^;
部屋全体が真っ白なので、アクセントになる色が欲しかったのですが、ミルクティのような淡い色はどんな色にも溶け込んで、おしゃれな雰囲気になって正解でした!
塗っている時はもっと薄い色に見えたのですが、乾いたらしっかりとした色になりました。
電気の光や、太陽の光で違った色に見えるのですが、窓が2か所あって、常に光が当たっていてどれが本当の色なのか分からないです。
使ったペンキは【ローズガーデンカラーズ】のサーブルという色。このローズガーデンシリーズは可愛いニュアンスカラーがいっぱいで、使ってみたい色が他にもあります♪
吊戸棚リメイクの手順
- 扉を外す
- 手元灯を外す
- ペンキを付けたくない場所を養生する
- ビスなどの穴があいている部分をパテで埋める
- シーラーを塗る(1回)
- ペンキを2度塗り
- 吊戸棚の中断にある棚はリメイクシートを貼る
必要なもの
- 下塗りのためのシーラー
- ペンキ
- 塗装するためのローラーと刷毛とペンキを入れる容器
- 養生するためのマスカー
- リメイクシート
特に難しい作業はないです。
ペンキを綺麗に塗る際のポイントは、ペンキを付けたくない部分にはしっかり養生することと
細かい部分は刷毛で、ローラーで塗れる部分はローラーで塗ると綺麗に仕上がります。(シーラーを塗る場合も一緒)
ペンキが濡れている時はムラムラに見えたりしますが、乾くと綺麗になります。
最初はそういうのも分からなくて不安でしたが(^-^;
1度塗ってムラがある場合も、2度塗るとだいたいは満足のいく仕上がりになります。
2回目に塗る際は、1回目に塗ったペンキがしっかり乾いた状態で塗りましょう!
養生には【マスカー】が便利⇩
ペンキ塗りが初めての方はこういうのもありますし、100均でも揃えられます!
実際に使ったペンキは【ローズガーデンカラーズ】のサーブルという色
吊戸棚と換気扇フードも同じ色で塗りました!
吊戸棚の中段にある棚はペイントせずに、シンク下の扉に使ったのと同じリメイクシートを貼りました。
古いキッチンの扉がリメイクシートで新品みたいに!貼りやすいおすすめを紹介
吊戸棚をペイントする時に困った事
実際に吊戸棚をリメイクして感じた注意点を2つ紹介します。
扉を留めてあるネジが外れない
扉を留めてある金具に使ってあるネジはとても小さいのですが
古すぎて、錆びていて、ドライバーで何度も回していたらなめてしまって外れなくなってしまいました。
この金具を外せないことで作業は中断
色々裏技を調べて試してみましたが、無理でした( ;∀;)
裏技が使えるほど築40年以上のボロ屋は甘くはありません!
で、買ったのがコレ⇩
これの使い方は、なめたネジにこのドライバーをあてて、金づちで思いっきり叩くと新たな溝ができるので、その溝にもう一つのドライバーを当てて金づちで叩くと振動でネジが緩んで外せる、といった商品。
なんですが、私では力が足りなくて新たな溝を作ることもできず、旦那にお願いしてやっと外れました(旦那も結構時間かかってました)
ネジ穴が潰れてしまうと、もうどうしようもできません。
古い家をリフォームしていると、アクシデントもたくさんあって、中々思うようには作業がはかどりません…
手元灯を外すには資格が必要
吊戸棚の下に設置されている蛍光灯
塗装する場合は外さなくてはいけません。
外しても配線で繋がっているので、塗る時はかなり邪魔な存在
なので片側が乾いたらそちらに手元灯を置いて、もう片方の棚を塗るようにして作業は終わったのですが
この手元灯、錆びていて汚いし、しかも壊れてる~
シーリングライトだけで明るいので、手元灯は撤去しようと思ったのですが、こちらは電気の資格を持った人でなければ外すことができません。
邪魔なので早く取り外して貰いたいところですが、業者さんも忙しくしばらくはこのままの状態になりそうです。
手元灯の交換または撤去を考えている方は、業者さんに相談してみてください。
キッチン吊戸棚をリメイクまとめ
- 吊り戸棚は撤去するよりもリメイクした方がラク
- 扉を外して見せる収納でスッキリ
- 高いところの作業なので、リメイクシートを貼るのは難しい
- ニュアンスカラーのペンキなら簡単におしゃれな雰囲気に変えられる
吊り戸棚のリメイクアイディアを探している方の参考になれば嬉しいです♪
吊戸棚の塗装に使ったペンキは【ローズガーデンカラーズ】のサーブルという色