築40年以上の浴室の壁タイルが突然剥がれたので、材料を買って自分で補修をしたので、詳しく紹介します。
タイルが剥がれてから、自分で補修するまで悩んだことは
- 剥がれたところだけ貼り直しても、他の場所がまた剥がれてくるんじゃないか?
- 全部剥がして貼り直した方がいいのか?
この2点
古い家なので、また剥がれてくる可能性は高いですが、全部貼り直すのは時間も労力もかかってしまうので諦めました。
絶対ではないですが、剥がれそうかどうか簡単に確認する方法があるので記しておきますね♪
タイルを指の背でトントンと叩くとある程度分かります。(ドアのノックするみたいな感じ)
剥がれた場所の近くを叩くと、カンカンと軽くて高い音がします。→壁とタイルの間に隙間ができて、剥がれやすくなっている。
少し離れた場所を叩くと、どんどんと鈍い低い音がします。→しっかりとくっついている。
剥がれたタイルの近くは、これからも剥がれてきそうな感じがしましたが
自分で剥がすのは大変そうなので、今回は剥がれた部分だけを補修することに決めました!
他の場所が剥がれたら、剥がれた部分だけをその都度補修することにします(^^;)
必要な材料、剥がれたタイルを貼り直す手順、補修にかかった日数を画像とともに紹介します。
失敗もたくさんしたので、注意点もお伝えします。
ぜひ、参考にしてみてくださいね♪
浴室の剥がれたタイルをDIYで補修する方法
まずはbefore・after
6枚がポロっと自然に剥がれ落ちました。
剥がれ落ちたタイルは6枚中4枚が割れてしまったので、新しく別のタイルを買って貼り付けました。
では、補修のための材料と手順を紹介します!
タイルを貼るための材料
材料は3つ
- タイル
- タイルの接着剤
- タイルの目地材
かかった費用は、タイルが1000円ほどで、3点の合計で2000円ちょっとです!
※接着剤・目地材どちらも水を混ぜて使います。
剥がれたタイルが割れていなければ再利用できます。
わざわざ小さなモザイクタイルを選んだのは、剥がれたタイルが古すぎて同じサイズのものが売っていなかったんです(^^;)
ちなみに剥がれたタイルは7.5㎝角、ネットなら同じサイズが売られていたのですが、ばら売りではなく箱単位、そんなに要らないので諦めました。
もし、ちょうどいいサイズのタイルが無い場合は、モザイクタイルだけでもいいし、大きなタイルとモザイクタイルを組み合わせて使えば、結構いい感じに仕上がります。数ミリの誤差は目地で埋めればOK!
使った道具はこちら
壁にセメント(接着剤)を塗りつけるのも、目地を塗るのもへらを使いました。
- へら
- スポンジ
- 雑巾
スポンジと雑巾は、タイルに付いた目地材をふき取るために使います。
プラスチックのへらを使いましたが、目地を入れる場合、ゴムベラの方が使いやすいと思います!
タイルを貼る手順
1日目の作業
- 貼り付ける面を綺麗に掃除
- 貼り付ける面を水で湿らせる
- 貼り付ける面または、タイルに直接接着剤を付けて貼り付ける
- 24時間接着剤をしっかり乾かす
壁にタイルを貼りつけてから24時間あけなければいけないので
最低でも2日かかります!
2日目の作業
- タイルとタイルの間に目地材を埋めていく
- 目地材が乾ききらないうちに、タイルに付いた目地材を軽くふき取る
- 目地材がほぼ乾いたら、タイルに付いた目地材をしっかりとふき取って完成
手順は以上なので
実際に貼り付けた様子を画像で見ていきましょう。
浴室の壁に剥がれたタイルを貼る(1日目)
タイルが綺麗に剥がれてます。
壁とタイルの間に隙間が出来ているのが分かりますか?
他の部分が剥がれてくるのも時間の問題かと思いますが、DIYでも綺麗に貼れることが分かったので、その都度貼り付けようと思います(^_-)-☆
剥がれた箇所は綺麗なので掃除はなしで、このまま貼り付けます(タイルが残っている場合はマイナスドライバーなどで他のタイルが剥がれないように取り除いてください)
バケツが汚れないようにポリ袋を敷いて、その中に接着剤を入れます。
接着剤(セメント)は、水を少しずつ加えながら混ぜ合わせて、粉っぽさがなくなったら完成。
説明書きを読むと、接着剤は10分ほどで固まってくるので、作業は早めにした方が良いらしいのですが、この日は20℃近くの気温でしたが、全然慌てなくても大丈夫でした。(貼る面が狭かったのもあります)
なので、たくさん貼る場合は一度に作ってしまわないで、様子を見ながら接着剤を作るのがいいかと思います。
接着剤の説明には、壁ではなく、タイルの中心に接着剤を乗せて壁に貼り付ける、と書いてあったのですが
おバカな私は、YouTubeで見たのを真似して壁に直接接着剤を塗りました⇩
これの何が失敗だったかというと、接着剤が多すぎて、目地を入れる部分まで接着剤で埋まってしまったこと。
仕方がないので、とりあえずタイルを全部貼ってしまって、余分な接着剤はつまようじを使ってほじくり出しました(^^;)
これで、目地を入れる隙間ができました!
注意点:接着剤(セメント)をつけすぎると目地の隙間まで埋まってしまう!なので、接着剤は壁ではなくタイルに付けて壁に貼り付ける方が綺麗に仕上がる。
大量のタイルを貼る場合は、壁に直接接着剤を貼る方が早いのだと思いますが
剥がれたところだけ補修する場合はタイルに付けた方がやりやすいです♪
浴室の壁に剥がれたタイルを貼る(2日目)
接着剤(セメント)がしっかり固まって、タイルもびくともしません!
2日目はまず、目地材を作ります。
目地材の白い粉をヨーグルトの空き容器に入れて、少しずつ水を足しながら割りばしで混ぜます。
ヨーグルトの空き容器、めっちゃいい!と思いましたが、深すぎてすくいにくかった(^^;)もうちょっと浅い容器がいいかも…
ゆるくなり過ぎたら、粉を足せばいいので大丈夫!
壁に塗っても垂れないくらいの硬さでOK
タイルの上から目地材をべっとりつけて、へらで平になるようにならします。
目地材が少し固まってきたら、硬く絞ったスポンジでタイルに付いた目地材をふき取ります。
ここでまた失敗(^^;)
タイルに付いた目地材は早くふき取らないと取れなくなってしまう!と思って、結構ごしごしふき取ってしまったんです。
そしたら、タイルとタイルの間の目地材も一緒に取れるから、せっかくの目地がやせ細ってしまった。
結局、もう一度目地材を塗り直しました。
なので、目地材が乾ききらないうちは本当に軽くふき取る程度でOK
注意点:目地材が乾いても、タイルに付いた分は濡れ雑巾でふき取れます!なので、焦って早い段階でふき取るのはやめた方がいい。
モザイクタイルは小さいので、目地材をひとつひとつ拭き取るのは面倒でしたが、その分綺麗に仕上がったので報われました(^^;)
普通の大きさのタイルなら、そこまで大変ではないかもしれませんね!
浴室のタイル剥がれの補修【DIYでやる方法】材料.手順.注意点紹介
- 剥がれたタイルと同じサイズが無い場合はモザイクタイルを使って調整
- 材料はタイル・接着剤・目地材の3点
- 狭い範囲なら接着剤はタイルに直接つけるのが簡単
- タイルをしっかり貼り付けるには24時間あけた方がいい
今後もまた剥がれてくるとは思いますが
その都度違うデザインのモザイクタイルを貼るのも面白いかな~なんて考えています。
このピンクのタイルが嫌で嫌で仕方なかったんですが、今回自分で補修したらちょっと愛着が湧きました。
ワンポイントみたいな感じで可愛くなったのも良かった♪
同じようにタイルが剥がれてお悩みの方がいたらぜひぜひお試しください。