お中元やお歳暮のやり取りって昔から当たり前のようにありますよね。
ハムやそうめんのCMを見ると「もうそんな時期か~」と季節を感じる行事でもありますが…
早くお中元の品買ってこないと…
今年は何買おう?
毎年こんな感じで、ちょっとしたストレスでもあります。
送る時は品物選びに困り、貰った時はお礼の電話しなくちゃ~と焦り、贈る方も、貰う方もどっちも面倒
面倒と感じるのはそこに感謝の気持ちではなく、義務感しかないから。
最初はお礼の気持ちから始まった贈り物も、時間が経った今義務感だけで贈っているなら、やめてもいいタイミングなのでは?と思います。
うちも何年か続いた親戚の方と、仕事の付き合いの方に毎年贈っていたものをやめて数年経ちます。
お中元・お歳暮を辞めても、用事があれば連絡はするし、関係が壊れるなんてことはありません。
どんな感じでやめたか、受取辞退の文例も交えて紹介します。
お中元・お歳暮をやめた理由
ズバリ、相手の方が「もう、やめて~」と言ってくれたから。
自分が若い頃は、子供達も小さかったので、贈り物を届けるついでに、子供達の様子を見せたりもできました。
子供達もよその家に行けばお菓子を貰ったり、お喋りをしたりと楽しかったはず。
子供達が大きくなれば、自分達は歳をとる、相手の方も一緒、みんな歳を取っていきます。
ある年に伺った時に「もう、いいよ~気を遣わないで」と言っていただき、ありがたく受け入れることにしました。
その後も、何か用事があれば連絡は取るし、お互いの家に遊びに行くこともあります。
繋がる人とはお中元・お歳暮関係なしで、ずっと繋がっていくので心配ないです。
逆にずっと疎遠な方は、お中元・お歳暮をやめたとしても、不都合はないかと思います。
今後も関係が続く方へのお中元・お歳暮のやめ方
私のように、相手の方から「もう贈らなくていいよ」というメッセージが届けばラッキーですが、そうではなく、こちらからやめたい時はどうしましょう?
何もせずにおくのが一番簡単なのですが、親戚の方だと心配するかもしれませんね。
いつも何かしらの連絡があるのに、病気?とかよからぬ想像をさせてしまうかも。
ですが、「贈り物はやめたい」ってことも伝えづらいですよね(^-^;
なので、物は送らないで、お中元シーズンなら、暑中お見舞いのはがきで元気でいることを伝える。お歳暮シーズンなら年賀状で、元気なことが伝わります。
最初の年は「あれ?」と思うかも知れませんが、最初だけです。
お中元・お歳暮を辞退するときの例文
贈り物を貰った時は電話やメール、はがきなどでお礼を伝えますが、その時に「来年からは要らないよ」と伝えるのがベスト!
「こんな気は遣わないでね~」とサラッと言えるような関係ならいいのですが、そうでない方には失礼にならないようお礼のはがきで「来年からは要らないよ」とアピールしてみてはどうでしょうか?
辞退する文例
ご無沙汰しておりますが、皆様お元気でいらっしゃいますか?
このたびは、結構なお品をいただきありがとうございます。
家族ともども喜んでおります。
いつも何かと気にかけていただき、嬉しく思っております。
ですが今後はこのようなお気遣いはなさいませんようお願い申し上げます。
またお会い出来る日を楽しみにしております。
どうぞお体にお気をつけてお過ごしください。
親戚や身近な方への文例として参考になれば嬉しいです。
夫婦間の親同士のお中元・お歳暮はいつまで続く?
これはフェードアウトです(^-^;
私50代の親世代と言ったら、80代前後
80代でもしっかりしている人はしっかりしてますが、病気になったり、ボケたりとお中元・お歳暮どころではありませんからね…
どんなに義理堅くて、世間体とか気にする人でも、自然にやり取りが無くなります。
ですが、しっかりしている人は無理にやめさせるのは良くないような気がします。この年代の方はこういったお付き合いを大事にされてると思うので。
逆に、もう歳だしやめたいと思ってるのであれば、↑の文例のようなお手紙を親の代わりに代筆してあげるのもいいかと思います。歳を言い訳にした一文を添えれば直いいかも!
うちの子供達が結婚したら、相手のご家庭とお中元・お歳暮のやりとりってするのかな?
私達の子供の世代は、もうそんな習慣ないかも知れませんね!
迷惑なお歳暮
失礼なタイトルですが、お許しください(._.)
業者さんから数年届いたお中元・お歳暮なんですが、夏はハム
ハムは嬉しいんですが、冬には決まって干支の置物が送られてきました。
大きくて、重たくて、インテリア的にも飾りたくないもので、届くと速攻物置行き。
数年続きましたが、その後はまったくお付き合いがなくなったので、今では何も届かなくなりました。
贈り物って難しいですよね、良かれと思ったものでも、受け取る側は迷惑だったり。
要らないものでも、お礼の連絡はしなきゃいけないし…
個人の送りものなら、断った方が良かったと思いますが、相手は業者さんなので、そのままにしちゃいました(^-^;
嬉しいお中元
2022年夏、その年大学を卒業して、バイトしていた娘から届いたお中元。
当時コンビニでバイトしていたので、コンビニで取り扱っていたお中元を贈ってくれたんです。
コンビニで一緒に働いていた社員やパートさんと仲が良かったので、そのコンビニに貢献したいという思いと、大学を卒業したので自分の稼いだお金で親に贈り物をしたいとの思いからだと思います。
親としては、こんなことしてくれなくていいのに!って思いましたが、ほんとはメッチャ嬉しいのです。
お中元・お歳暮やめたい!やめどきはいつ?まとめ
義務を感じて贈るものは、やめてもいいタイミング
- 相手からやめたいと申し出があった時
- お礼の連絡をする時に、来年からは辞退することを告げる
- 贈り物をやめ、暑中見舞いなど挨拶のはがきに変えてみる
お世話になったら、お世話になったその時に感謝の印に贈り物で気持ちを伝えればいいのでは。
お中元・お歳暮をやめても、必要な関係は続きます。
年賀状をやめましたが、特に何も変わりません⇩
年賀状やめたい!【友達への文例】50代で年賀状じまいしました
お中元・お歳暮も、時代の流れとともに変わって行くのでしょうね。
私はありがたいことに、お中元・お歳暮からは解放され、TVでお中元商戦とか言われても、もはや他人事となりました(*^^*)