築40年以上の義理実家に住みながらDIYをして、理想のインテリアと快適な住まいに改造しています。
キッチン、和室、リビングが終了して、今回はトイレのリフォームが完了。
トイレを快適でオシャレにするために悩んでだ事
- トイレのくさい臭いを何とかしたい!
- 狭くてトイレットペーパーを置く場所が無い
- 昭和感満載のトイレをオシャレにしたい!
この3つの課題をクリアするためにやったDIY10個を詳しく紹介します!
古くても、狭くても、臭くてもdiyでおしゃれな空間にできるので
同じお悩みを持った方はぜひ参考にしてみてください♪
古いトレイがDIYでおしゃれになった!Before・After
昭和を感じさせるオレンジ色の花柄の壁紙、お世辞にも可愛いとは言えないタイル床、腕をついつい壁にぶつけてしまう狭さ、味気ないサッシの窓、そして文章ではお伝え出来ないのですが、トイレと古い家の臭いが混じった何とも嫌なにおい…
極めつけ、ドアノブが壊れていてドアがきちんと閉まらない(^-^;
このトイレが本当におしゃれになるの?って疑心暗鬼のまま進めたDIYですが、今では用もないのに何度もドアを開けてはニヤニヤしてしまうほどおしゃれな空間になりました!
見た目がおしゃれになったのはもちろん、珪藻土を壁と天井に塗ったことで心配だった臭い問題も見事解決!
トイレットペーパーは隠して収納するのではなく、アートのように見せることで狭い空間もうまく活用できました。
では、トイレをおしゃれにみせる10個のDIYの工程を詳しく紹介します!
古いトイレをおしゃれにする10個のDIY
10個のDIYの中には、やってみて大変だったこともありますが、簡単にできることもあります。
トイレは狭いので時間はかからないような気がしますが、狭いが故にやりにくいと言ったデメリットもありました。
使った材料も詳しく紹介しますので参考にしてみてください。
1・壁と天井に珪藻土を塗る
珪藻土を塗る手順
- 珪藻土が付かないように、付けたくない部分をマスカーなどで養生する
- 珪藻土を塗る前に下地を塗る
- 下地がしっかり乾いたら珪藻土を塗る
- 珪藻土が乾く前に養生したテープを剥がして完了
珪藻土の塗り方とメリット・デメリットはこちらの和室の壁をDIYした時の記事で詳しく紹介しています♪
【砂壁リフォームDIY】珪藻土をローラーで塗ったら簡単だった!
ポイント
- 養生ができていないと、余計なところに付いたペンキを取るのが大変なのでしっかりとする!
- 下地と珪藻土は同じメーカーのものを使う方が良い
今回私が養生した箇所は便器全体とガラス窓
床は最後に貼る予定だったので、汚れても問題無だったので。
失敗した箇所は、「かんたんあんしん珪藻土」と言う商品を使ったのですが、下地は以前から持っていた別のメーカーのもの(カチオンシーラー)を使いました。
それだけが原因ではなく、家が古いのも悪かったと思いますが、アクが出てしまい、白くするまでに3回~4回と上塗りが必要になり時間がかかりました(^-^;
とにかく白くしたかったので、アクとの闘いは覚悟していましたが、おしゃれに見せるのであれば「くすみカラー」などを使えばアクがでても分からないかと思います。
壁と天井だけでなく、窓枠や巾木も塗りました。
私はホワイトを使いましたが、クリームも白に近くてアクも分かりづらいのでおすすめです。トイレだけなら10㎏は多いのですが、他の場所も塗る予定があれば10㎏はお得かと思います。
2・ドアに色を塗る
何かが出てきそうな古臭いドアだったのですが、グレーのペンキを塗ったらとても綺麗になりました!
ドアにペンキを塗る手順
- ドライバーで蝶番を外し、ドアを外す
- 蝶番をダイソーのゴールドのラッカースプレーで塗装して乾かしておく
- ドアノブを外す
- 下地を塗る
- 下地が乾いたら好きな色のペンキを塗る(2度塗り)
- ペンキがしっかり乾いたらドアノブを取り付ける
- 蝶番を付けてドアを元に戻す(2人で作業するのがおすすめ)
ドアをペンキやベニヤで可愛くリメイクする方法はこちらの記事で紹介しています⇩
古い室内ドアをリメイクシートとベニヤでDIYしたら驚くほど可愛くなった!
ドアは外して、倒した状態で塗るのがおすすめです。
外すのは一人でもできますが、元に戻すのは大変、ドアが重いし、ドアを支えながらビスを打つのは難しいです。
下地はカチオンシーラーを使いましたが、ダイソーに売られている「プライマー」を使っても綺麗になりますよ(他のドアで試し済み)
トイレ、和室、リビング、廊下、玄関など下地はすべて⇩このカチオンシーラーを使いました。
コンセントカバー、取っ手、蝶番などダイソーのラッカースプレーをシューっと吹きかけて塗装しています。
もう何本買ったことやら(^-^;
使ったペンキはこちら⇩グレーのつやアリ。玄関と廊下にも同じ色を使っています。
3・ドアノブを交換
ドアノブは交換する予定は無かったのですが、古くてきちんと閉まらなかったので、新しいものと交換しました。
せっかく交換するなら今風なのが良いなと思ったのですが、ドアって取り付けるための穴とかサイズとかがあって、どんなドアノブでも取り付けられるわけではないんです。
YouTubeなど調べてみると、うちのドアノブはレバーハンドルならサイズが合うものがあるらしい!と判明
⇩アンチックゴールドを購入、こちらのお店はサイズの図り方など詳しく説明があったので助かりました!
トイレのドアだから鍵付きにしようか迷いましたが、どうせ旦那と2人しかいないのだから
無くても大丈夫だろう!ってことで鍵無のドアノブです(^-^;
4・トイレットペーパーを見せる棚作成
以前住んでいた家はトイレ自体が広かったので、トイレットペーパーを置く場所があったのですが、今度の家はそんな場所は確保できない。
で、考えたのがトイレットペーパー専用の棚
壁と壁の幅より少しだけ短く板を切って、トイレットペーパーがピッタリ入るサイズの長方形のロの字型に組み立てます。
組み立てたら、黒くペイント
窓の下に設置するのですが、壁の芯があるところにビス2本で留めました。
最初背板は作っていなかったのですが、トイレットペーパーが少なくなると、後ろの壁が丸見えになって変なので、段ボールを丁度良い大きさに切ってから黒のマスキングテープを貼って棚の中に押し込んであります(段ボールだとは全然分からない)
木の棚は重いので、少しでも軽い方がいいかと思って。
最初はこんな向きで入れていたのですが、トイレットペーパーは穴を見せた方が面白いことに気付き(遅い)横向きに収納したらおしゃれになりました(^-^;
5・内窓を作って寒さ対策とオシャレ度アップ
どの窓も茶色のサッシがあか抜けない昭和の建物
窓枠を設置する手順
- 上レールと下レールを設置する場所の長さにカット
- それぞれ上と下にビスと両面テープで固定する
- 窓ガラスの代わりとなるポリカーボネートをカットする
- ポリカに板で装飾
- レールに窓を設置して完了
黒のレールが無かったので、黒のマスキングテープを貼って黒くしました。
レールは上用と下用がそれぞれあります⇩
ポリカーボネートはこんな感じのものですが、小さいサイズの窓なら100均で探せば代用できそうなものがありそうです。
ポリカーボネートの扱い方はこちらの記事で詳しく紹介しています⇩
障子にポリカーボネートを貼る!簡単リメイクなのに断熱とオシャレ効果抜群
内窓は黒か白かで悩みましたが、どちらでもそれなりに良かった気がします(^-^;
内窓のガラスになる部分ですが、私が使ったのはしっかりとした素材のポリカーボネートを使いましたが、プラスチック段ボールなど比較的安価なものでも代用可能。
レールも1本200円~400円くらいなので気軽にチャレンジできます!
6・アイアンのタオル掛け設置
こんなカッコいいタオルハンガーが100円で買えるなんて、100均ってお得ですよね!
このタオルハンガー、半分の長さのもあって、そちらは洗面所に設置しました。
白い壁に黒い小物って映えますね!
7・トイレットペーパーホルダーを交換
トイレットペーパーホルダーも重要!
元々はプラスチックのありきたりな物が付いていたので、即撤去!
買ったのはこちらですが⇩
これくらいシンプルなのも良かったな~と後悔(^-^;
8・掃除道具を浮かせる箱作成
床の掃除がしやすいように、お掃除ブラシは床に置きたくない!
なので、段ボールと牛乳パックで超軽い収納ボックスを作って、壁に画びょうで貼り付けました。
DIYと言うか、簡単な工作です。
掃除ブラシ入れの材料
- 段ボール
- 牛乳パック
- ペンキ又はマステ
- 両面テープかボンド
- ホッチキス
- 板の切れ端
- 取っ手1個
家にある材料で簡単にできるし、要らない段ボールを使うので失敗しても何回でも作り直しできますよ(*^^*)
作り方
- ブラシの大きさに合わせて段ボールをカットして、画像のような箱型に組み立て底の部分と側面をホッチキスで留める
- 牛乳パックを1/3くらいの大きさにカットして、組み立てた箱に両面テープまたはボンドで固定
- フタになる部分を段ボールをカットして作る
- 好きな色をペイント又はマスキングテープを貼る
- フタの上に取っ手を付けて完成
作った箱が隠れるくらいの大きさの段ボールをL字型にして、取っ手を付けたらフタの完成。
最初段ボールだけで作ったら綺麗に直角に曲がらなくて、四角い木材を折り曲げた部分にボンドで貼り付けたらスッポリ綺麗にフタが閉まるようになりました。
牛乳パックの中には新聞紙を折り畳んで入れてあるので、汚れたら新聞紙を交換、または牛乳パックごと交換すれば常に清潔。
9・大理石柄のフロアタイルで床DIY
この昭和のタイルは好きになれない(^-^;
壁も綺麗になったし、床を変えて一気に仕上げていきます!
床に使ったのはこちら⇩和室と廊下にも同じものを使っています。
使ったフロアタイルと和室床のDIYはこちらの記事で詳しく紹介しています⇩
DIYで畳の上にフローリングを貼ってみた!デメリットとカビ対策の紹介
ここで問題発生
このフロアタイルはシールになっているので、簡単に床に貼り付けられて便利~って思ってたんです!
気になるのは、元が丸いタイルなので凸凹していて、上からフロアタイルを貼ったらその凸凹が分かってしまうのではないか?って心配だったのですが
それは全然大丈夫!まったく凸凹は感じられない、良かった!
では問題とは?タイルにシールがくっ付かない!!!
かなり粘着力があるテープなのに、タイルにはまったく効き目無し。
ネットで検索してもコレ!っという解決策が見つけられず
家にあった「万能ボンド」を使って実験
ボンドを塗ったフロアタイルの切れ端をタイルの上に貼って、半日放置
やったー!貼りついてる( *´艸`)
慌てて100均に行って「万能ボンド」をもう1本買ってきました。
これこれ⇩
トイレは狭いから簡単と言えば簡単なのですが、画像のような場所を貼るのはメッチャ時間がかかる。
全部敷き詰めたら、隙間がある部分はコーキング剤を埋めて、はみ出た部分は地道に拭き取り作業をすると綺麗に仕上がります。
最初はヘラを使って埋め込みしていますが、結局最後は指を使います(^-^;
コーキング剤が付いた部分はベトベトになるので、マスキングテープで養生した方がラクだと思います!
私は養生が面倒で、メラミンスポンジと塗れ雑巾を使って拭き取ってます。
トイレの床を貼るだけで、ほぼ1日かかりました…
10・照明を一工夫
この照明はこのままでも悪くないと思ったのですが、100均でいいものを見つけたのでリメイクしてみました。
100円ショップ「ワッツ」で見つけたランプシェード、でも100円ではなくて550円の商品
これに同じく100均で買った黒のラッカースプレーをシューっと吹きかけて黒にリメイク
丁度良い取り付け金具が無いため、元々の照明の土台とランプシェードは「超強力両面テープ(100均のヤモリグリップ)」で貼り付けました。
TV番組で知った「ヤモリグリップ」ですが、ほんと使えて便利ですね!
そして、このランプシェード実はもう1個買ったのですが、照明ではなくテイッシュケースとして使っています。
箱から出したテイッシュを半分に畳んで入れると⇩こうなります。
りんごみたいな見た目が可愛い♪
「古いトイレをおしゃれにしたい」10個のDIYで見違える!まとめ
たかがトイレ?イヤイヤトイレって大事です!
トイレをおしゃれで快適な空間にすると、掃除もマメにするようになるし、トイレを我慢するようなこともなくなるし(おしゃれにするとツイツイ行きたくなる)良い事ばっかり
DIYで広くしたり、新築みたいにはできないけど、それなりに素敵に見せることは十分可能
一気にあれもこれもとやろうと思うと、無理~ってなるから
まずは簡単なことからひとつやってみるのがオススメです♪
私もあのトイレがここまでになるとは最初は考えられなった(^-^;