この記事では、ありきたりなタンスを海外インテリアに出てくるような洋風チェストにリメイクする方法を紹介しています。
収納には便利だけど、見た目がダサくて使わなくなったタンス
今回はこのダサイタンスをペンキと薄い工作材を使って、オシャレな洋風チェストにdiyで変身させます!
リメイクするのに障害になったこと2つ
- 引き出しの面が平ではない
- 取っ手が引き手タイプの引き出し
引き出しの取っ手は見た目を左右する重要パーツ
なのに、引き手では取っ手が付けられないじゃん(;_:)
この問題を解決するのが、工作材!
細い木材を引き出しに貼り付けて平らにし、引手部分も隠してしまう作戦!
同じようなタンスを持て余している方は参考にしてみてください!
古い桐タンスをリメイクで洋風にした方法は⇩こちらの記事
古いタンスが100均のリメイクシートで大変身!貼るだけ意外と簡単
タンスをリメイクしたBefore・After
こんな画像しかなくてスイマセン(^-^;
取っ手の部分は穴があいていて、そこに指を引っ掛けて開ける引き手タイプの引き出しです。
ペンキを塗ってしまいましたが、元はよくある茶色です。
傷もないし、綺麗なんですが、見た目がダサくて嫌いで、使わなくなりました。
全体をベージュでペイントし、引き出し部分は板を貼り、取っ手を付けて、斜め脚を付けたら完成
左側に映っているドアも、タンスの上の棚も同じペンキを使っているので統一感が出ます。
こんな感じで建具や家具をお揃いにできるのもDIYの醍醐味
ドアのリメイクはこちら⇩の記事で
古い室内ドアをリメイクシートとベニヤでDIYしたら驚くほど可愛くなった!
では、タンスをリメイクする工程と必要な物、注意点を詳しく紹介します。
使わなくなったタンスを洋風チェストにリメイクする方法
使った材料はネット通販、ホームセンター、100均で購入できるものです。
リメイクの材料は6000円ほどで揃いました。
見た目は劇的に変わりますが、作業としては特に難しくありません。
難しいというより、ちょっと根気がいるかも?です。
板を同じ長さにカットするのと、綺麗に貼り付けるのに集中力が必要でした(^-^;
では、画像と一緒に見ていきましょう♪
タンスリメイクに必要な材料と道具
使った材料
- 幅2㎝、厚さ3mmの工作材(ホームセンター)
- ぺージュのペンキ(ネット)
- ペンキを塗る前の下地(100均)
- 木工用ボンド(100均)
- 取っ手(ネット)
- 斜め脚(12㎝の高さ)(ネット)
ペンキはホームセンターはもちろん、色の種類は少ないですが100均でも購入可能
家具に塗るペンキは、ツヤありが良いです!
何故かというと、ツヤがある方が傷が付きにくい気がします。
ちなみに私が使ったペンキはこちら⇩色は「サーブル」適度なツヤがあって塗りやすい。ニュアンスカラーが揃っていてどれも可愛い色で悩みます。
タンスリメイクに必要な道具
- ノコギリ(100均)
- プラスドライバー(100均)
- ペンキを塗るローラー、刷毛、入れ物(100均)
- サンドペーパー(100均)
diyの材料は100均で揃います。
ノコギリは、100均で買ったカッターみたいなコンパクトなものを使っています!
タンスリメイクの順番
- タンスの本体、引き出しに下地を塗る(1回)
- 下地が乾いたらペンキを塗る(2度塗り)
- タンスの本体に脚を取り付ける
- 木材を引き出しの横幅に合わせてノコギリでカット
- カットした部分をサンドペーパーでヤスリ掛け
- 木工用ボンドで引き出しに木材を貼り付け
- ボンドが乾いたらペンキを塗る
- 取っ手を取り付けて完成
ペンキの前に下地を塗る
ダイソーのプライマー、小さいですがタンスならコレ1ビンで足ります。
ペンキ用の入れ物に出して、ローラーで全体に塗ったらよく乾かします。
ペンキを塗る
ローラーを使うと綺麗に塗れますよ~
で、この時は引き手の部分を塞いでいなかったのですが、塞がずに板を貼り付けたら、隙間から穴が分かってしまうんです!
どうせ板を貼るから、穴は隠れるだろうな、と思ったけど甘かった
なので、このタイプの引き出しは穴を埋めた方が断然仕上がりが綺麗です!
穴を何で埋めたかというと、梱包に使われていた「発泡スチロール」
発泡スチロールをカッターで切って、引き手の穴に詰め込みます。
発泡スチロールがボロボロで取れるので、上から木工用ボンドをたっぷりと塗って乾かします。
ボンドが乾いて硬くなったら、ペンキを塗ります。
仕上げに付ける取っ手も、この穴の部分に付けることになるので、やっぱり詰め物はしておいた方が良いです。
木材をカットする
木材は貼った時に両端が揃っているととても綺麗です。
カットする長さを決める時の注意点ですが、上の段の引き出しは左右2つ付いています、2つが重なり合わず、でも隙間が空き過ぎないような長さにするのがポイント
長さが決まれば、あとは同じ長さにすべてカットしていきます。
カットした工作材を引き出しに貼る
カットした木材を貼る時の隙間ですが、画像左側のように木材と木材の間に、カットした木材の切れ端を挟むと均一の隙間が作れます。
貼る面が平じゃないので端っこの部分は貼り付けられませんが、気にしない(^-^;
貼ってしまえば見えなくなるし、端っこが貼りついていなくても簡単には剥がれません!
リメイクしたことで、引き出しの出し入れがスムーズに行かないなどの影響は何もないです。
木工用ボンドって乾くまでに時間がかかるけど、乾いてしまうとかなりの強度になります!
タンスの底に斜め脚を付ける
ダサイタンスを洋風チェストに変身させるために、無くてはならない斜め脚
これが無かったら雰囲気出なかったと思います!
脚の高さが選べます⇩
12㎝の高さを選んだのですが…
もっと高い方が出し入れがしやすかったのに
たしかに…
50を過ぎると足腰が弱くなり、しゃがむという行為が辛いんですよね(^-^;
たしかに、もっと高くすれば出し入れがラクだったかも~
脚を付ける場合は参考にしてみてください♪
取っ手を付けて完成
引き手を発泡スチロールで埋めた部分に新しい取っ手を取り付けました。
しっかりとビスで付けてあるので、ぐらつくこともありません!
取っ手を新たに付けたことで引き出しが開けやすくなった。
取っ手は色んな種類があるので、選ぶのに迷ってしまいます!
>>Amazonでおしゃれな取っ手を見てみる♪どんな取っ手を付けるかによって、可愛かったり、カッコよくなったりと雰囲気が全然違います!
使わなくなったタンスをリメイク:まとめ
リメイクはそれなりにお金がかかりますが、今あるものを捨てて新しいものを買うよりは使うお金も労力も少なくて済みます。
ハンドメイドが好きな人なら、材料を選ぶワクワク感や仕上がっていく工程の楽しさ、完成した時の達成感も味わえて一石二鳥♪
工作板とペンキ、オシャレな取っ手とDIY用の脚で、ダサいタンスが洋風チェストに生まれ変わります(*^^*)
使わなくなったタンスは捨てる前にリメイクも考えてみてはいかがでしょうか~