「50代からでも英会話を始められるの?」
そう思って、いろいろ挑戦してきた私ですが、正直なところ 何度も挫折 しました。
今日はそんな私が、数ある学習法の中でやっと続けられた方法をお話しします。
たった1冊の本とは英会話は筋トレ。中2レベルの100例文だけ!1か月で英語がスラスラしゃべれる。 [ 船橋 由紀子 ]という本です。
私が習得した話せるというレベルは
- 自分の伝えたいことが咄嗟に英語で言える
- 簡単な日常会話なら聞き取って意味が理解できる
- 意味が分からない時も「どういう意味?」「ゆっくり話して」など伝えて会話を続けられる
- 【実体験】この学習法から約2ヵ月後、インバウンドのヨーロッパ観光客と英語で会話ができた!
映画を字幕なしで見られるようなレベルとは全然違いますが、海外旅行に行って「道を尋ねる」「電車の乗り方を尋ねる」などには困らない。
逆に外国の観光客から道を尋ねられても案内できるかと思います。
- 英語学習は覚えることが多すぎて続かない
- 日常会話ぐらい話せたらいいな~と思っている
- 英語は何年も勉強しているけど、話せるようになるとは思えない
- 英語は読めばある程度意味は分かるのに、日本語を英語にしようとすると最初の言葉が出てこない。
>>ある程度の英語は分かるのに、英語が喋れない理由は【最初の一言が出てこないから】
この本を1カ月やると、咄嗟に最初の一言が出てくるようになります♪
50代からの英会話【今までの失敗談】
若い頃から英語には興味があって、いつか喋れたらいいなと思いつつ早20年?30年?
50代になってようやく時間には限りがあると気づき、重い腰を起こし「英会話習得するぞー!」と鼻息だけは荒く挑んだものの、どれも続かない…
まずは私が試して挫折した方法から。(ご参考までに(^^;)
英会話の独学が続かない人あるあるではないかと思います。
1. 文法を一からやり直す
YouTubeで見たおすすめの文法書を買って、まずは一から学び直そうと思いました。
が、これが続かない。
続かない理由としては、内容が難しいし、例題が大学入試の問題文だったりして、「私には関係ない?」と思ってしまった。
- 文法って種類多すぎ(笑)
- 覚えることが膨大
「これを全部やっても本当に話せるの?」と疑問に思い、続きませんでした。(本を何往復もして、よく理解すれば話せるようになると思いますが、つまらな過ぎて続かなかった…)

仮定法とか使えたら会話の幅も広がる?
イヤイヤ、その前に覚えるべきは簡単な会話でしょ~
文法を一からやり直すって、私にはハードルが高すぎました。
2. オンライン英会話
外国人の先生と話せるってそれだけで度胸が付きそうだし、最初は分からなくても続けていたらそのうち聞き取れるようになるのでは?と思いましたが甘かった。
- 先生が何を言っているか分からない
- こちらも咄嗟に言葉が出てこない
→ 正直、全く面白くなくて数回で挫折。

面白くないし、言葉が詰まってばっかりで、先生にも気をつかっちゃってダメでした。
なので、ある程度の自信が付いたら、自分の会話力を試すためにやってみようと思います。
ただ、瞬時に英語が出ないような状態で始めるのはもったいないと、試してみて分かりました。
※オンライン英会話ではなく、日本人講師の英語コーチングをお試しで受けてみたのですが、その時に現在のレベルチェックのためにやったリスニング。
ネイティブの男女が話す内容を聞き取って答えるやり方で、とても簡単な内容、お互いの仕事を尋ねたり、普段は何をしているの?みたいな会話。
ほぼ聞き取れたので、オンライン英会話でも大丈夫かな?と思ったのですが…レッスン用の会話と生の会話は別物?
オンライン英会話はサイドチャレンジしようと思っています(^^♪
3. TOEICの勉強
試しにTOEICの勉強をして受験。結果は L&R450点。(初心者レベル)
TOEICの勉強をしてみて思ったことは、英会話を話すことと、TOEICの点数を取るための勉強法は直結してないってことです。

資格が欲しいわけじゃなく、ただ外国人に道案内をしたり
海外旅行で不自由なく英語が話せたらいいな!と思っただけなのだと再確認できました。
この頃は自分がどうなりたいかも分かっていない状態だったのです。
4.単語をとにかく覚えようとして挫折
この頃は、たくさんの単語を覚えなくては会話ができないと思っていました。
でも、よく考えると小さな子供でもちゃんと会話はできる。もちろん難しい単語なんて使っていない。
難しい単語をたくさん覚えることより、瞬時に言葉が出てくる会話力を鍛えなければいつまでたっても喋れないということに気づきました。
結局覚えたところで、いざ会話になると文章にできず、結局「単語の知識止まり」になってしまって、その分の時間がもったいない。
私が初めて成果を出せた方法は「100例文」

そんな私が辿り着いたのが 英会話は筋トレ。中2レベルの100例文だけ!1か月で英語がスラスラしゃべれる。 [ 船橋 由紀子 ] という1冊。
本屋さんで何気なしに手に取って、パラパラと中身を見たら文字が大きいし、1例文が短いし、何より1カ月で喋れるって【本当か~?】って気持ちもあって。
さすがの私も1カ月なら挫折せずにやれそう?と思ったのです(^^;
続けられる&成果がでる理由
- 100例文だけ → ゴールが見える
- 中学レベルの単語だけ → 新しく単語を覚える必要がない
- 隙間時間にできる → 家事の合間や通勤時間でも復習できる
- 実際に使う表現ばかり → 「これは本当に使える!」と思える例文ばかり
- HeとSheが出てこない→使うのはI、You、Itのみ「会話に絞った例文」
文法書に出てくる「こんな会話、日常で使う?」という内容とはまったく違い、実用的なフレーズが多いのが魅力。

100例文で英語がスラスラって、嘘みたいだけど
と思うかもですが、その詳細をもっと詳しく紹介しますね♪
中2レベルの100例文だけで英会話が話せるようになる理由
私が「英会話は筋トレ。中2レベルの100例文だけ!」を1か月取り組んでみて、本当に英語が口から出やすくなった理由は、この本の特徴にありました。
1. 中学レベルに絞られているから迷わない
文法書のように膨大な知識を詰め込むのではなく、日常会話に直結する100文だけに集中できます。
⇧これとっても大事!英会話始めたばかりの頃は「やってやるぞー」ってなりますが、3日経ち5日経ち、全然進まない分厚い文法書に飽き飽きしてきます。

やるべきことがはっきりしているので、「何から勉強すればいいの?」と迷わずに取り組めました。
本の冒頭部に使い方とスケジュールが書いてあるので、それに従ってやるだけです。
自分でスケジュールを考えなくても、本に書いてある通りにするだけだからハードルが低い。
2. 筋トレのように繰り返せる仕組み
ただ読んで覚えるのではなく、声に出して何度も繰り返す練習方法。
勉強というより「口の筋トレ」という感覚で続けられます。
会話は勉強ではなく、どれだけ「口に出したか」で違いがでる。
最初は口が回らないのですが、何度も繰り返し話しているうちにスラスラっと出てくるようになります。まさに筋トレの力。
しかも、繰り返すことで記憶の定着力も上がります。
覚えられないのは年齢の低下ではなく、覚えるまでやってないだけなんですね。
音源は無料でダウンロードできるのですが、それだけではなく、本の中には発音についても説明があります。
例えば「have to」~しないといけない。これは私なら絶対「ハヴトゥー」と言っちゃいますが、実際には「ハフタ」
そりゃ聞き取れないはずだ!
ネイティブに近い発音ができるよう「カタカナ」で発音が書かれているので、喋るだけでなく、聞き取ることも上達します。
3. 応用が効くフレーズばかり
100例文は丸暗記して終わりではなく、単語を入れ替えるだけで会話の幅が一気に広がります。
たとえば「I want to ~」を覚えると、旅行・買い物・友人との会話など、いろんな場面に応用できます。
練習のコツとしては、本当に誰かと会話しているかのようにイメージして話す事!です。
恥ずかしいので一人でいる時にしかできませんが(^^;
でも、電車の中とかで練習する場合は【心の中で呟く】だけでも効果はあります。
4. 短期間で成果を実感できる
1日10例文ずつ練習していくだけで、1か月後には本当に英語が口からスラスラ出てくる感覚を得られました。
人が何かを続けるには、簡単ってことが大事。
次に成果を感じられること。成果が出ないとつまらないから、すぐに飽きてしまう。

飽きっぽい私が成果を出せた理由が分かります。
5. 実際の会話ですぐに使える
実際に会話で出てくるのって、今会話している私とあなた。
英会話で咄嗟に言葉が出ない理由は最初の一言が浮かばないから。
Are youなのか、Do youなのか?、I have toなのか、I shouldなのか?
ちょっと考えれば分ることでも、会話って瞬時にすることだから、考えてる暇なんてない。
この本を徹底的にやると、それが勝手に口から出るようになるんです。
信じ難いかも、ですが、それが100例文で反復練習することの成果です。

例文と、それを使った置き換え例文も掲載されています。
全体の文字も少なくて読みやすいのもいいんですよ!

何周かして、スラスラ口から出るようになったら、私は英文を隠して、日本語を見てすぐに英語で話す特訓をしています。
これをすることで、自分が覚えていることと、覚えていない文がすぐに分かります。
しかも、すぐに答えられる文章が増えていくので楽しくなってきます♪
実際に外国人と話せた体験
この本を使い始めて2カ月経った頃、驚きの体験が!
バスで隣に座ったヨーロッパからの観光客に、自然に 「Where are you from?」 と声をかけることができたんです。
英語ではない言語を話していて、どこの国から来たのだろうと気になってしまって…
今までの私なら、心の中では気になっていてもまさか、声を掛けるだなんて絶対できなかった!
彼女はスペインから来ていて、東京や石川を観光し、これから京都に行く予定だと教えてくれました。
さらにスマホで写真を見せてくれて、日本の旅行の感想を楽しそうに話してくれたんです。
それから「Have you tried sushi?」「What did you think of Kanazawa?」など、質問して会話が続きました。
「難しい文法なんて知らなくても、こんなに会話できるんだ!」とかなりテンションが上がった1日でした(^^♪
オンライン英会話では思うように言葉がでてこないことの方が多かったからなおさらです。
50代からの英会話独学|私が1冊の本で話せるようになった方法:まとめ
- 文法のやり直し → 挫折
- オンライン英会話 → 挫折
- TOEIC勉強 → 会話につながらずやめる
そんな私でも、 英会話は筋トレ。中2レベルの100例文だけ!1か月で英語がスラスラしゃべれる。 [ 船橋 由紀子 ]を繰り返すだけで英語が口から出てくる ようになりました。
まずはこのようなシンプルな方法で「話せる感覚」をつかむこと。
それからオンライン英会話や、オンラインカフェなどに挑戦すれば、さらにスムーズに会話力がアップできると思います。

海外旅行では現地の人と英語で喋ってみたい!
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