古い和室のボロボロの畳を何とかしたくて、DIYで畳の上からフロアタイルを貼って大理石風の床にしました。
畳をフローリングに変えるために悩んだことは?
- 出来るだけ簡単に畳からフローリングにするには?
- 畳の上から直接フローリングを貼っても大丈夫?
- 畳がカビてダニが発生するのでは?
本当は、畳を剥がしてフローリングにするのが最適なリフォームだというのは分かるんですよ!
ですが、業者にお願いすればおおよそ15万前後はかかる!
もちろん、自分でやるだけの技術はない
畳の上に敷物を敷く?
元々ボロボロの畳の上にゴザが敷かれていたのですが、それが嫌で嫌でたまらなくて
DIYをするなら、もうちょっとまともな感じにしたいと思っていたので、カーペットなどの敷物は選択肢にはありませんでした。
で、選んだ方法は畳の上に防カビシートを敷き、その上からフロアタイルを貼る方法
この方法を選んだ理由は
- 畳の上には直接貼らないので、剥がしたくなった場合も簡単に解体できる
- 防虫・防ダニ・抗菌シートを敷いてダニ対策できる
- シール付きのフロアタイルなのでDIY初心者でも施工が簡単
- 費用が安い
築40年以上のボロ家なので、この先何年持つか分からないし、できるだけ安価に済ませたかった
でも、リフォーム後は自分が住む予定なので、自分の納得のいくインテリアに仕上げたい
実際畳の上からフロアタイルを貼ってみたデメリットは1つ!
パッと見た限りでは分からないのですが、歩いてみると分かります。畳のヘリの部分が盛り上がってしまいます。
フロアタイルの粘着力は凄いので、盛り上がった部分が剥がれたり、歩く時に引っ掛かるようなことはないですが、気になる人は気になるかと思います。
要は費用と施工の簡単さ、それに見合った仕上がりという事。
新築のような仕上がりを求めるのであれば、畳を剥がして、根太を敷いて、施工となりますが、そこまでのクオリティでなくても良い、自分の好きなインテリアで快適であれば満足、そんな方におすすめの方法です。
畳がボロボロで、歩くと細かい草がくっ付いてくるような和室ってたくさんあると思います。
出来るだけ安い費用で和室の畳を何とかしたい!そんな方はぜひ参考にしてみてください♪
ちなみに施工した和室は6畳です。
リフォームに使った防ダニシートはこちら⇩
フロアタイルはこちら⇩の6畳分
畳の上からフローリングを貼ったビフォーアフター
画像ではそれほど分からないのですが、畳はささくれたり、破れたりしていて表替えもできないような状態
ゴザを敷いて隠してありました。
色と柄選びでかなり迷いました!
自然な木目調もいいし、大理石柄もクールでおしゃれ見えするし、でも色は白にしたかったんですよね~本当は(^-^;
白ばっかり気持ち悪い~
と旦那が言うので、今回は淡いグレーを選びましたが、これはこれで気に入っています♪
キッチンリフォームでクッションフロアを敷いたのですが、クッションフロアは大きくて扱いにくく、重たいものを置くとすぐに跡が付いてしまうので、今回は少し高めでもフロアタイルを選んでみました。
やはりフロアタイルの方が施工が簡単でした!
とてもしっかりと堅いので傷もつきにくいし、ツルツルした表面なので汚れても拭き取るのがラクです。
ここからは、施工してから半年後の追記になります。
床DIYから約半年後の追記:畳のヘリの部分が浮き上がったところが1っか所でてきました。
ちょうどタイルのジョイント部分と畳のヘリが重なる場所だったので、浮き上がってしまったようです。
歩いてつまづくほどではないですが、気になる方はクッションフロアやウッドカーペットの方がいいかと思います!
置くだけのウッドカーペット
畳の上からフローリングを貼るメリット・デメリット
畳の上から直接クッションフロアやフロアタイルを貼るのって邪道だし、そんなことして大丈夫?って心配になりますよね(^-^;
でも、予算がなくてDIYでやるとなると「畳の上から貼る」ことしか思いつかなくて。
実際畳の上からフロアタイルを貼ってみて感じたメリット・デメリットをお伝えします。
デメリット
- ヘリの部分が盛り上がる
ヘリの部分が盛り上がっているので、その部分だけ仕上がりが平ではなくなる。
ですが、粘着力の強いシールタイルだったので、多少の凹凸では剥がれたりすることはなく、全面ピタっと貼りついていて、足に引っかかるようなこともなくスムーズに歩けます!(時間が経って浮いてきた箇所あり、1っか所)
特に感じたデメリットはこれくらいです!
メリット
- 施工が簡単だった
- 見た目がとにかく綺麗に生まれ変わった
畳を剥がして、処分して、大工作業で下地を作って、フローリングを貼る
これを自分でやろうとすると大変です。
畳を剥がさず、その上からシール付きのフロアタイルを貼るのはとても簡単でした。
しかも、簡単な割りに見た目はしっかりと綺麗です!
このフロアタイルの良いところは、硬いのでクッションフロアのように傷が付きにくく、汚れてもサッと拭くだけで汚れが落ちる事。
6畳なら2ケースで足りますが、私は押入れにも貼りたかったので、1ケース追加しました。
畳の上からフローリングを貼る際のダニ対策
防菌、防ダニ効果のあるシートを畳とフロア剤の間に敷き詰めました。
畳の上に防ダニシートを敷くだけなので、難しいことは何もありませんでした。
カビシートだけでは不安な方はカーペットのように取り外しができるウッドカーペットがいいかと思います!
私はフロアタイルを貼ってしまったので畳を定期的に干したりは出来ませんが、敷くだけのウッドカーペットならできますよ~!
賃貸で原状回復が必要な方や、畳を定期的に風を通したい方には敷くだけで模様替えができるフローリングカーペットがおすすめです♪
畳の上からフローリングを敷く手順
DIYで畳の上からフロアタイルを敷いて、フローリングにするために必要な道具、手順、かかった費用を詳しく紹介します!
畳の上にフローリングを貼るのに必要な材料
- 防ダニシート
- フローリング材(フロアタイル、クッションフロアなど)
- タッカー(防ダニシートを止めるため)
- 定規、カッター、鉛筆(フロアタイルをカットするため)
- 段ボールなどカッターを使う時に下に敷くもの
では、実際に貼っていった様子をご覧ください!
フロアタイルを貼る手順
- 畳の上を綺麗に掃除する
- 防ダニシートは敷いてタッカーで留める
- 防ダニシートの上からフロアタイルを貼って完了
簡単3ステップ♪
6畳用はシートが3枚入っていました。
シート3枚は、シワを伸ばしながら畳の上に並べます。
ピッタリではなく少し余る大きさ
縦に長い部分の余った分は折り曲げたりカットしてもOK!
隣と重なる部分は重ねてタッカーで畳に留めます。
30㎝程度の間をあけて、全体にタッカーを留めれば十分!
1ケースだけでもかなり重い(^-^;
タイルの下の白い紙を剥がすとシールになっているので簡単!
一番左から、画像の黄色い矢印のような順番で貼っていきました。
逆の押入れ側は柱があるので、柱の形に合わせてカットしなければいけません。
なので、障害物がなにもなく、タイルをそのまま貼れる左側から貼るのが早いと思って。
このタイルすごく硬いのに、カットはしやすかったです!
タイルの表にカットする部分の印を鉛筆でつけてから、定規をあててよく切れるカッターで2回ほどなぞるとパキっと割れます。
そのあと、画像のようにカッターでスーッと割れ目をなぞると簡単に切れます。
柱の形にカットするのが難しくて思ったようにできませんでした(^-^;
隙間が空いてしまいますが、細かいことを気にし過ぎると作業が進まないので、これで良しとします!
キッチンでクッションフロアを貼りましたが、大きいので手こずりました。
それに比べると、1枚が小さいフロアタイルはとても扱いやすくてストレスがなかったです!
シール付きなので、ボンドで汚れたりすることもなく簡単でした~♪
畳の上からフロアタイルを貼った費用
- カビシート6畳用 3180円
- フロアタイル6畳用 17300円
- 合計 20480円
タッカー代は数百円なので入れていません。
2万ちょっとでボロボロの古臭い畳から、綺麗で手入れが簡単な床に変えられたので大成功でした!
畳の上からフローリングを貼るデメリットとカビ対策
- 畳の上からフローリング材を貼ると、畳のヘリの部分が盛り上がってしまう。
- カビ対策には、畳の上に防カビシートを設置すると良い
- それでも湿気やカビが気になる方はウッドカーペットがおすすめ
フロアタイルは施工も簡単だったし、見た目も本物のようでコスパも良いので、畳のリフォームを考えている方は参考にしてみてください♪
私が使ったのは「 約6畳分大理石SL028」⇩
貼り付けるのが嫌な方は敷くだけのウッドカーペットがおすすめ
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