【大人でも泣けるアニメ】夏に見たい！マイナー＆名作8選

夏の思い出は誰でも持っていると思いますが、どんなに歳を取っても、夏ってやっぱりワクワクします。

花火・夏草・入道雲・山・川・田舎の風景・風鈴・スイカ・お祭り…

お子さんと一緒に楽しめるものもあるので、夏休みに親子で見るのもおススメ。

有名どころからマイナーな作品まで、アニオタ大学生の娘の全面協力で（大げさな(^-^;）選んだ作品です！

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

テッパンですが、これは外せません。

夏草や秘密基地、花火、子供の頃の思い出がすべて詰まったような夏の映像。

幼いころの友人の死からバラバラになってしまった仲間が、高校生になり、あることをキッカケに集まり、昔の頃の気持ちを取り戻す。

ストーリーは切ないのですが、笑えたり、ほっこりしたり、でも最後は涙なしでは見られません。

あらすじ

じんたん（宿海仁太）、めんま（本間芽衣子）、あなる（安城鳴子）、ゆきあつ（松雪集）、つるこ（鶴見知利子）、ぽっぽ（久川鉄道）の6人は、小学校時代「超平和バスターズ」を結成して秘密基地に集まって遊ぶ間柄。しかし突然のめんまの事故死をきっかけに、彼らの間には距離が生まれてしまい、超平和バスターズは決別、それぞれ後悔や未練や負い目を抱えつつも、中学校卒業後の現在では疎遠な関係となっていた。

高校受験に失敗し、底辺高校に入学したじんたんは引きこもり気味の生活を送っていた。そんな彼の元にある日、死んだはずのめんまが現れ、彼女から「お願いを叶えて欲しい」と頼まれる。めんまの姿はじんたん以外の人間には見えず、当初はこれを幻覚だとやりすごそうとしたじんたんも、その存在を無視することはできず、困惑しつつもめんまの願いを探っていくことになる。やがて「超平和バスターズ」の面々がかつての秘密基地に集結、めんまを成仏させるため考えを巡らす。

引用元：wikipediaより抜粋

じんたんの前に現れた幽霊のめんまですが、当時の姿ではなく、なぜかめんまもじんたんと同じ歳の綺麗な女の子になっています。

綺麗になっためんまに、慌てるじんたんと、幽霊なのですが明るくてマイペースで可愛いめんま。

ずっとこのままでいて欲しいな～、めんま消えないで！って見てる方は思ってしまいます。

めんまの死をキッカケにバラバラになってしまった超平和バスターズの仲間は、めんまの願いを叶えてあげられるのか？

最後のかくれんぼのシーンは、もう嗚咽してしまうほど！

あの花の見どころ

空の青さを知る人よ

あの花「あの日みた花の名前を僕たちはまだ知らない。」ここさけ「心が叫びたがってるんだ」とともに3部作と言われているこの作品。

舞台はあの花と同じ、埼玉県秩父

あらすじ

高校2年生のあおいは、13年前に事故で両親を失い、姉・あかねと共に2人暮らしをしているが、自分を育てるために母親代わりになってくれた姉に負い目を感じている。そして、進路を決める時期になっても、東京でのバンド活動を夢見ながらベースギターに夢中。町の音楽イベントに参加するため、東京に行ってしまった姉の元恋人の慎之介がやってくる。時を同じくして、あおいの前に現れたのは、13年前の慎之介？

現在の慎之介と13年前の慎之介

姉と慎之介、あおいと13年前の慎之介、4角関係の行方は？

空の青さを知る人よ見どころ

サマーウオーズ

細田守監督で、主人公の声は神木隆之介

夏休みにはTVで放送されることもあるので、1度は見たことある方も多いのでは。

長野県上田市が舞台で、畑や大きな家屋、庭のキュウリやトマト、夏休みのおばあちゃんちを連想させる映像。

あらすじ

世界中の人々が集うインターネット上の仮想世界OZ（オズ）。ユーザーはパソコン・携帯電話・テレビなどから自分のアバターを操って、ショッピングやゲームだけでなく、納税や行政手続きなどの様々なサービスを利用できる。OZの管理権限や個人情報などは、世界一安全と言われるセキュリティによって守られていた。

ある日、佐久間と共にOZの保守点検のバイトをしていた、東京に住む高校2年生の健二は、憧れの先輩である夏希から、”一緒に夏希の実家に行く”という「バイト」に誘われる。上田市にある実家には夏希の曽祖母である栄おばあちゃんの90歳の誕生日を祝うために、26人の親族が一堂に集まり、健二はひょんなことから栄のために「夏希の婚約者のふり」をすることになった。

2010年7月30日の午前0時25分、健二の携帯電話に数字の羅列が書かれた謎のメールが送られてくる。数学が得意な健二は、それを何かの問題だと思って回答してしまう。しかし、それはOZの管理権限を奪取できる暗号であった。翌日、OZは謎の人工知能・ラブマシーンに乗っ取られてしまう。その影響はOZと密接に連携していた現実世界の各種インフラにまで及び、社会全体に大きな混乱を引き起こしてしまう。人々が対応に苦しむ中、栄は人脈を駆使して被害の軽減を図り、事態は収束に向かう。しかし、栄は翌朝、心臓発作（狭心症）で死去してしまう。

引用元：wikipediaより抜粋

仮想世界とかアバターとか、現代の話なのですが、おばあちゃんの懐の広いエピソードや、広い広い畳の部屋で親戚一同が集まって食事するシーン、縁側から眺める夏の景色など、懐かしい気持ちになります。

おばあちゃんと幼い頃の侘助（わびすけ）との出会いは、ちょっと切ない。

サマーウオーズの見どころ

夏目友人帳

TVアニメと劇場版を紹介します。

他の人には見えない、変わったものが見えてしまう夏目

祖母のレイコから引き継いだ、妖怪の名前が書かれた「友人帳」をめぐる妖怪たちとの出会い、夏目自信の友達との出会いを描いた心が優しくなるストーリー。

夏目友人帳エピソード1～６

夏目友人帳はとにかく絵が綺麗！

あやかし（妖怪）と主人公で高校生の夏目貴志とニャンコ先生（普段は猫の姿をしているが、言葉も話す）の話。

夏目とニャンコ先生の関係性が面白く、可愛い！女性向けな感じ。

妖怪と言っても、怖いものばかりではなく、過去の思い出などしっかりとしたストーリーがあり面白い。

作者の出身地熊本県の風景がモデルになっていて、山や森、川などの美しい田舎の風景に癒されます！

1話ごとに話が完結するので、見やすい。

エピソードは第6期まで。

アニメって、声優さんが誰で、何の役をやっている人なのか？そんなことを考えるのも楽しいです。

劇場版うつせみに結ぶ

こちらは劇場版

うつせみに結ぶあらすじ

河童のクゥと夏休み

2007年に公開された映画で、河童の子供と小学生の友情物語。

内容は、友情だけでなく、加熱されるマスコミ報道など現代の問題も風刺したもの。

当時小学生だった娘達と一緒にTVで見て、とても面白かったのを覚えています。

TV出演した時に、クゥの父親のものと思われる「腕」が出てきたところは、何とも言えない悲しい気持ちになりました。

あらすじ

東久留米市に住む普通の小学生康一は下校途中、川の辺に埋もれていた石を拾う。好奇心から壁にぶつけて割ってみたところ、中に化石のように干からびた生物がいた。康一は石を家に持ち帰り、水に浸けると生物は息を吹き返す。それは地中で仮死状態になっていた河童の子供だった。康一は河童に「クゥ」と名付ける。上原家は周囲に見つからないようにクゥと暮らし、親しくなっていく。

夏休みに入った康一は、河童伝説の残る岩手県の遠野にクゥを連れて旅行に出る。クゥは宿で座敷童に出会うがもう河童はいないと聞いて落胆する。帰宅した康一とクゥは写真誌に無理矢理写真を撮られる。マスコミは大騒ぎになり、上原家は報道陣に囲まれ外出もままならなくなる。上原家はクゥと揃ってテレビ出演する。番組中、クゥは研究者が見せた河童の腕が父親のものと確信し、腕を奪って犬のオッサンとスタジオを逃げ出す。しかしオッサンは自動車にはねられ死んでしまう。クゥ宛てにつたない字のハガキが届く。差出人が人間ではない自分の仲間と感じたクゥは家を出ることを決意。上原家は最後の夕食でクゥとの別れを惜しむ。

翌日、報道陣の目をかいくぐって外に出た康一は、ダンボール箱に詰めたクゥを電車でひと駅行った清瀬のコンビニエンスストアから宅配便で送りだす。トラックでクゥの箱が集荷されるとき、康一ははじめてクゥの心の声を聞く。康一はクゥの別れの言葉に涙を流しトラックを見送る。

クゥが配達されたのは沖縄のやんばる。ハガキを出してクゥを呼び寄せたのは人間に姿を変えて暮らすキジムナーだった。キジムナーはテレビで見たクゥを案じてハガキを出したのだという。クゥは父親の腕とともに、沖縄の豊かな自然の中で新しい生活を始める。

引用元：wikipediaより抜粋

河童のクゥと夏休み見どころ

宇宙よりも遠い場所

いざとなると何もできない、それが嫌で何かをしたい主人公が、人から変人と言われ友達もいない、バイトをしてお金を貯めながら「南極を目指す」少女と出会い、変わっていく。

いつもと反対方向の電車に乗り、見たことのない風景を見るために…（主人公のセリフです）

あらすじ

何かを始めたいと思いながら、中々一歩を踏み出すことのできないまま高校2年生になってしまった少女・玉木マリたまき・まりことキマリは、とあることをきっかけに南極を目指す少女・小淵沢報瀬こぶちざわ・しらせと出会う。
高校生が南極になんて行けるわけがないと言われても、絶対にあきらめようとしない報瀬の姿に心を動かされたキマリは、報瀬と共に南極を目指すことを誓うのだが…

引用元：宇宙よりも遠い場所公式サイト

宇宙よりも遠い場所見どころ

ボビーに首ったけ

かなり古い映画ですが、片岡義男の同名小説が1985年に映画化された「ボビーに首ったけ」

時代背景が今とはかなり違うので、1960年代生まれの方が見ると、文通とか電話とかすれ違いとか、刺さる部分が多いと思います。

あらすじ

友達にボビーと呼ばれている高校3年の野村昭彦。バイクとサーフィンが好きで高校卒業後は就職を希望している。大学へ進学させたい父親と意見が合わず、家をでて友達のアパートに転がり込む。ツーリングの体験談をバイク雑誌へ投稿すると採用され掲載されるのだが、それを読んだ岡山県在住の中原咲美からボビー宛てに手紙が届き、2人は文通を始める。何度か手紙のやり取りをし、電話で話すことを約束する。約束の日、バイクで出かけていたボビーは今日がその日だと思い出す…

ラストが衝撃的で、私はモヤモヤとかなり切ない気持ちになりました。

ボビーに首ったけ見どころ

配信は残念ながら見つかりませんでした。

原作はこちらの短編集に入っています⇩

蛍火の杜へ

夏目友人帳と同じ原作者・緑川ゆきさんの作品なので、同じ世界感を楽しめます！

あやかしではないが、人でもない、不思議な存在の少年と人間の少女の淡い恋。

やはり切なくて、儚くて、優しい気持ちになれるお話。　

あらすじ

夏休みに、祖父の家に遊びに来ていた少女・蛍は、妖怪たちが住むといわれる“山神の森”へ迷い込んでしまう。

途方に暮れ、泣き出した蛍の前に現れたのは、狐の面を被った少年・ギン。

ギンに助けられた蛍は、毎年夏になると、ギンのもとを訪れるようになる。

そして、ふたりはいつしか惹かれあってゆく。

だがギンは、人でも妖怪でもない、触れると消えてしまうという不思議な存在だった。

引用元：蛍火の杜へ公式サイ

蛍火の杜へ見どころ

夏に見たい！大人でも泣けるアニメ：まとめ

• あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。
• 空の青さを知る人よ
• サマーウオーズ
• 夏目友人帳TVアニメ
• うつせみに結ぶ
• 河童のクゥと夏休み
• 宇宙よりも遠い場所
• ボビーに首ったけ
• 蛍火の杜へ

夏の始まりはワクワクして、秋風が吹く頃にはなぜか寂しい気持ちになります。

今回紹介したアニメも、ワクワクしたり、懐かしい気持ちになったり、若い頃を思い出したりできるストーリーです。