築40年越えの戸建てをdiyで丸ごとリフォーム中です。
今回は、2階にある6畳和室の入り口ドアになっている襖を洋風ドアにリメイクしました。
使った材料は、今までのdiyで余ったクッションフロア・リメイクシート・ペンキ、使わなくなった家具の扉など、主に廃材を利用。
買い足したのは、ホームセンターで1本100円ほどで買える工作板数本。
1000円以内でかなり良い出来栄えになったので作り方を紹介します♪

小さなのこぎりを使って窓枠のために襖に穴を開けたのですが、穴を開けずに簡単にリメイクするデザインも紹介します♪
襖リメイクのアイディアを探している方はぜひ参考にしてみてください!
襖をdiyでドアに変えたBefore・After

まずは部屋側の襖からいきます。

同じ襖とは思えない変わりよう!
次は廊下側いきます。

こちら側はちょっと可愛い柄の襖でしたが、穴がたくさん開いていてボロボロ

色やデザインはあえて変えたのではなく、襖の穴の開き具合やペンキの残り具合によって、同じものが2つ作れなかったので別々のデザインにしただけです(^^;)
では、襖がどんな順番でドアに変化していくのか、画像をたくさん使って紹介します♪
最初は本当に上手くいくのか心配になるレベルの画像です(^^;)
襖をdiyでドアに変える手順:デザイン1
要らなくなったガラスの扉を使いたくて、襖をくり抜きましたが、そこまでしなくてもデザインを変えれば素敵な洋風ドアにリメイクできます。
では、早速手順を見ていきましょう。

襖を取り外したら、取っ手と蝶番を外します。
次にデザインをどんな風にするか、ガラス窓と要らない紙を襖の上に仮置きしてみます。
CHECK
デザインを考える時のポイント
- 襖が綺麗な状態→自分がdiyできそうな範囲で好きなデザインを考えればOK!
- 所々穴が開いている→穴を隠せるようなデザインを考える
- ボロボロ→ボロボロの襖の上から新しい壁紙(後でペンキを塗るので安いもので十分)を貼ってからリメイクスタート
ちなみに私がこのデザインにしたのは、仮置きした紙の部分に穴が開いていたので、それを隠すため。
リメイクに使ったガラス窓は、引っ越す前の家で使っていた棚に付いていたもの。
この茶色い棚は元々テレビ台、後日こちらもリメイクで驚くべき変貌を遂げます(どうぞお楽しみに(^_-)-☆)


襖をくり抜きたい部分に鉛筆で印を付けたら、まずはカッターで紙だけを切ります。
すると、中から格子状の木枠が出てくるので、この部分はのこぎりでカットします。

カットした部分にガラス窓をはめ込むのですが、その前にガラス窓が落ちないように幅・厚みどちらも1㎝ほどの工作板をボンドと小さな釘で枠に固定します。

固定した工作板にボンドを付けてから、ガラス窓をはめ込む。画像だど綺麗に見えますが、カットした襖の切り口がボロボロなので、それも工作板で隠します。

工作板は1㎝~2㎝ほどの幅で、厚みはわずか数ミリの薄さなので、100均にあるカッター型の小さなのこぎりで簡単にカットできます。
板はダイソーやセリアにもあるかと思います。私はホームセンターの工作板を使いました。
工作板を貼るのは、汚い切り口を隠すためと、モールディングとしての役割の2つの目的があります。

襖下の部分に花柄の壁紙を貼ったのは、この部分に穴が開いていたから、本当なら壁紙は不要で工作板だけでOK
壁紙は不要なのですが、貼ってあるとモールディングを貼り付ける時のガイドとなって便利でした!
モールディングを貼り付けた後はペンキを塗るのですが、穴が開いている部分はペンキでは隠せません。
また、穴が開いた部分だけに上から補修テープを貼ると、段差ができてしまいます。
なので、デザインだけでなく、段差を分からなくするためにもモールディングが必要でした。
モールディングの代わりに工作板を使っていますが、シールタイプのソフトモールディングを使えばより見栄えがいいかと思います。
ハサミでカットできて、シールタイプで貼り付けも簡単


ペンキを塗る前に、襖の黒枠部分にだけ、カチオンシーラーを塗りました。ツルツルなので、ペンキが弾かないようにするため
シーラーは、ダイソーのプライマーでOK、詳しくはこちらの記事で⇒襖の上から壁紙貼ってみた!枠もリメイクで見違える|穴があっても大丈夫
紙にペンキを塗るとシワシワになるので、かなり不安になりましたが翌日にはピーンとなりました!

元々付いていた蝶番と取っ手は、綺麗に洗ってから黒のラッカースプレーを吹きかけて良く乾かしてから取り付け。
ガラス窓も、元々貼り付けてあったガラスシートを綺麗に貼り直しました。
ペンキは、玄関の壁と廊下に塗ったグレーのペンキに黒いペンキを混ぜて、濃いめのグレーを作りました。

紺色のようなグレーのようないい感じの色になりました♪
襖をdiyでドアに変える手順:デザイン2
次は反対側の襖のデザインを紹介します。

ガラス窓はすでにはめてあります。

反対側の襖は廃材オンパレード!
ガラス窓の周りは太めのクッションモールディングを貼りました。
先に紹介したハサミでカットできて、シールで貼るだけの簡単なやつ!
襖下の部分、板壁のように見えるのは、実はクッションフロアの余ったもの。
本当ならベニヤ板を使うところですが、ペンキを塗っちゃえば素材なんか分からない!
もちろん、ベニヤ板や薄い板があれば、そっちの方が断然見栄えがいいし、施工もラク。
クッションフロアは適度な厚みがあるから、板壁風に見える(*´ω`)
同じ幅にカットして、木工用ボンドと小さな釘で襖に貼り付けました(釘は襖の格子の下地がある場所に)
板壁風に見えるように、1mmぐらい隙間をあけて貼るのがコツ!

窓の切り口は、やっぱり工作板を木工用ボンドで貼って隠します。

後はペンキを塗るだけ!

黒いペンキが無くなってしまって、100均まで走るのも面倒で薄いグレーのペンキをそのまま塗りました。

ドアが完成した後、床に余っていたフロアタイルを貼ったのですが、ちょうどグレーだったので、この色にして正解だったかも。
結果オーライ(^^;)
襖をdiyでドアに変える手順:デザイン3
工作板を張り付けて、ペンキを塗るだけの簡単リメイクの方法を紹介します。

こちらは襖ではないのですが、襖と形や大きさはほぼ同じ引き戸です。
以前リメイクしたもので、詳しくはこちらの記事に書いてあります→古い室内ドアをリメイクシートとベニヤでDIYしたら驚くほど可愛くなった!

こちらのドアは100均のフォトフレームを木工用ボンドで貼り付けて、ペンキを塗っただけですが、元々のドアを見れば凄い変化です!
フォトフレームはのこぎりを使わないから簡単ですが、枠の大きさが決まってしまうのでデザインは限られてきます。
なので、工作板を使えば色んなデザインが可能!
のこぎりを使いたくない方はハサミでカットできるソフトモールディングがおススメです。
工作板を45度の斜めにカットするなら、マイターボックスが便利!私もこれを使うようになってからdiyの幅が広がりました(^_-)-☆まっすぐ切る時もこれを使えばめっちゃ綺麗!!!
襖をdiyでドアに変える!廃材とペンキで洋風リメイクしたビフォーアフター:まとめ

- 襖紙にもペンキを塗れる
- 工作板やフォトフレームを使えば簡単に洋風ドアにできる
- 穴が開いている場合は襖全体に壁紙を貼ってからペンキを塗る

ペンキを塗った直後はシワシワになるから焦るけど
1日しっかり乾かせばピーンと張るから大丈夫!
次は要らなくなった襖を使って、砂壁に棚板を作ります♪